ういろうの発祥(ういろうを考案した)である家、外郎(ういろう)家が、
1504年に神奈川県小田原市に来住し、
500年以上たった今でも外郎家のういろうが食べることができる、
さらに、外郎家のういろう博物館もあるとのことで、
外郎家のういろうが気になり、小田原へ。
行ったのですが!
行った日は祝日だったのですが、ういろう博物館の休館日にあたる水曜日。
毎週水曜日は休館日との事で、入れず。
最初インターネットで検索した時、休館日をチェックしたけど、
祝日はやっているだろうっと思っていたので、水曜日であると言う事が、完全に頭からぬけていました。
なので外郎城の写真だけ収め、
『ういろう駅前調剤薬局』でお茶だけしようと行ってきました。
『ういろう駅前調剤薬局』は、小田原駅の目の前にあります。
調剤薬局と言う名前ですが、お店を入ると手前は、ういろうや和菓子が売っていて、奥はお茶屋さんとなっていて、そちらで外郎家のういろうを楽しむことができます。
お茶屋さんの方に入り、店内を見渡すと、本が数冊置いてある。
この絵本を読みながら、『甘酒』をいただきました。
甘酒はこちらで手作りされているようで、美味しく、生姜の絞り汁を甘酒と一緒に出してくださったのですが、これを入れてもまた美味しい。
素敵なお茶時間を過ごせたのでした。
そして、お土産にはもちろん目的の『ういろう』を。
種類が数種類あり、『白』と『黒』を購入。
室町時代から作られている味は『黒』のういろうで、『白』や他の種類の外郎は、現代の方が食べやすいようにと作っている味。
ういろうに関しては、かなり味にうるさいのですが、これは満足。
小田原まで行って良かったー!と思ったのでした。
『黒』のういろうの方は、
黒糖を使っているのか、黒糖の味が少し強いような感じで、現代に出回っているういろうとは確かに少し違うういろうの味がします。
ちなみに、案内に、ういろうは『薄く切って焼いて食べても良し』と書いてあり、
家に帰って、『黒』を恐る恐る焼いてみたところかなり美味しい!
モチモチしていて、食べやすい。




外郎家の黒外郎
『白』も焼いて見たのですが、焼く方は『黒』の方が美味しい。
これは、また小田原に行ったら購入する楽しみが増えました。
ちなみに『ういろう博物館』ですが、小田原城の近くにあります。
小田原の駅からは20分以上歩く場所になりますが、小田原城を横切って散歩がてら歩いているとすぐです。
あと駅からバスも出ています。
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