こちらは愛媛県の西側、宇和海(うわかい)に面する八幡浜市(やわたはまし)です。
新幹線を使って行くと、ラクして行くのは難しく、
まずは岡山で降り、JR特急の『しおかぜ』に乗り換え2時間半ほど電車に揺られます。
そこから終点駅『松山』でまた乗り換え、JR特急『宇和海』に乗り換えて、40分ほどで『八幡浜駅』に到着します。
岡山から3時間半くらいと考えていただけたらと思います。

こちらは八幡浜の駅。ちょうどクリスマスシーズンで、クリスマスツリーのオーナメントが中身がない本物のみかん⭐︎
と言うのも、こちらの八幡浜市、海が近くにあるのですが、見渡す限りみかん畑のまち!!
みかん国なのであります♪
また、上記、八幡浜市に早く行きたい方、
松山空港がありますので、飛行機を使ってそちらまで。そこからバスが出ている(1時間半程)ので、そちらの方がラクかもしれません。
あとは、八幡浜市は港町でもあるため、
九州の大分県の『別府港』と『臼杵港』から
愛媛県『八幡浜港』までフェリーが出ています。(臼杵から2時間15分)(別府から2時間40分程)
フェリー旅もまた素敵な時間を過ごせるので、機会があれば、是非一度、乗ってみてください☆
八幡浜市の中心のお買い物エリア☆黒湯も♪
『八幡浜駅』を降りると、なんだか静か。
バスロータリーの向こうに走っている車通りの多い道には買い物できるお店もあるけれど、なんだか静か。駅の隣はJAの建物。
普通は駅付近が中心なのかなぁと思ったりもしていたのですが、八幡浜は、駅というより、港の方が中心街でした。
港へは、駅から歩いて徒歩20分ほど。
少し離れています。が、道はひたすらまっすぐでわかりやすいです。
駅を出てバスロータリーの向こうを走る車通りの多い道を左にずっと歩いていくと
『みなっと』という道の駅の看板が見えてきます。
このあたりがもう中心街で、進行方向の右側に『銀座商店街』と『新町商店街』があったり、『みなっと』前の大きな道路沿いを右方向に進むと、ショッピングエリアがあったり、『みなと湯』と言う黒湯の温泉があったり、市役所があったりと、最も賑わっている場所だと思います。
こちらのエリアを散策するのも十分楽しいです。
ちなみにこのエリア、商店街を抜けてすぐにある市役所、の裏になりますが、
なんと、『塩パン発祥のパン屋』があるのです!


これはお客さんが集まって塩パンをどんどん取っていき、とりあえずお客さんのほとんどが会計を済ませて落ち着いた瞬間にパシャリと撮ることができた写真!
塩パンが焼ける時間が近づくと、お客さんがどんどん増えてくるので、そろそろ焼ける頃なのかな!っと雰囲気でわかるほど!!
焼いても一瞬で売り切れてしまう。そんなお店の印象でした。(2019年12月)
八幡浜市のグルメ情報はこちら⬇︎
八幡浜港
『みなっと』まで来たら、海が見えます。
ここが『八幡浜港』です。
『八幡浜港』はフェリー乗り場があり、八幡浜市の島である『大島』に行くフェリー、あと九州は大分県の『別府港』と『臼杵港』へ行くフェリーが出ています。
『大島』へ行くフェリーと『九州』へ行くフェリーは乗り場が少し違いますのでお気をつけください。
『大島』行きは『魚市場』の方の乗り場、それ以外はもう一つの方。っと覚えていただければ。
そしてこちらの『八幡浜港』ではグルメな食材がたくさんあります。
先ほどから度々登場する『みなっと』ですが、こちらの建物には、道の駅の様なスーパーがあり、八幡浜で採れる野菜、果物、もちろんみかんがダントツに多く、みかんジュースの種類が豊富、みかんに関する商品もいろいろで、あとは和菓子、お酒、じゃこ天、八幡浜ちゃんぽん、土産物、世界のママレード、そして、コスメなんかもあります。


八幡浜市では毎年世界ママレードフェスティバルというイベントをやっているそう。
どの様なママレードが集まるのか、こちらのイベントも楽しそうです。
毎年5月に開催されるようですが、今年(2020年度)は、コロナウイルス感染症の拡大している影響で、中止となっています。
そして、建物内買い物エリアの隣には、食券を買って、ご当地メニューを様々食べることができるようになっているスペースもあります。
ここのパン屋さんもまた美味しいそうです。
そしてその奥にはカフェがあり、隣の食券を買って食べるスペースとは変わって、とてもゆったりした雰囲気があります。


そして建物を出ると、近くに魚市場があり、八幡浜港で獲った魚や海の幸がずらりと並びます。
このあたりではこのような魚が獲れるのかっと考えながら、何食べようー?っと考えながら、魚屋さんと会話して。楽しい時間です。


魚市場の隣では、海鮮バーベキューという場所があり、この魚市場で仕入れた海鮮でバーベキューを楽しむことができます。
とれたて新鮮な魚介でバーベキューなんてとても贅沢!!
八幡浜市のグルメ情報⬇︎
自然休養林『諏訪崎』


八幡浜市には自然休養林『諏訪崎』という自然豊かな散歩できる岬があります。
ここまで向かうには徒歩ではかなりの距離がありますので、是非是非、公共交通機関を使ってこられる方はここは、レンタサイクルで向かうのが良いかと思います。
道沿いの『諏訪崎』はこちらという案内板から、実際の自然休養林『諏訪崎』の入り口までが、なかなかの距離があります。
写真は2019年の12月初旬撮影なので、冬の準備に入る木々という状態です。
ここは『森林浴の森 日本100選』や『四国の自然100選』などに選ばれているスポットです。
自然休養林『諏訪崎』と書いた入り口から『諏訪崎』の岬の先端まで、おおよそ2km。
ここの往復だけでも良い散歩・運動になるのではないでしょうか。
目指す先は宇和海が広がる素敵な景色。


宇和海は九州と四国に挟まれた海。伊方半島を挟んだ隣には瀬戸内海があります。
九州もフェリーで行けば2時間と少しで到着するほどの近さで他の海と比べて狭いこともあるからか、とても波が穏やかな海に感じます。
そして、日中は青緑色に輝く海という印象です。
『みかん王国』八幡浜市
っと言うと、『みかん王国は八幡浜市だけではない!!』っと愛媛県の方に叱られてしまいそうですが・・・。
愛媛県中、みかんを生産しているところはとても多いのです。
ここ八幡浜市もみかんの生産が盛んで、八幡浜市の人口よりも、みかんの木の数がダントツに多いと言われています。
そして、海のすぐ側で育つみかんは、潮風に常に当たっており、甘みが増すとのことで、八幡浜のみかんは味が違うと、愛媛県の方々からの好評な地域。
八幡浜市中でみかんを栽培しているので、町名で、区切って細かくみかんを管理されているようです。


こちらは海の側でみかんを作っている地区『真穴(まあな)地区』にやってきました。
『真網代(まあじろ)』という地区と『穴井(あない)』という地区を合わせた呼び名だそう。
とても綺麗な海!景色も素晴らしい。
海と共にみかん畑が見えるというのが、珍しくて面白いです。


どこを見てもみかん畑。写真の山の奥も全てみかん畑です。
もしみかん畑にお邪魔する際は、農家の方の邪魔になってはいけませんので、邪魔にならないように、入ってはいけないところに進入しないように移動してくださいね。
とても広大なみかん畑です。


本当に海の側でみかんを育てています。
写真中に写っている、ちょっとした半島のようなところも全てみかん畑です。
ここの『真穴地区』のみかんは3つの太陽によって育てられていると言われ、
1つは普段私たちが見ている太陽
1つは石垣からの照り返す太陽(光)
(みかん畑は段々畑のようになっていて、それは石垣で作られている。)
もう1つは、宇和海からの照り返す太陽(光)
この3つの太陽で、甘みがあってとても美味しいと言われていて、現に、愛媛の方々も認めるほど。
なので、八幡浜市の南側に宇和島市があるのですが、こちらのみかんもとても有名ですよね!
海沿いで育つみかんには、特別な環境があるようです。
ほとんどが販売用のみかんですが、中にはみかん狩りをさせてくれる農園もありますので、
見つけたら、是非一度、フレッシュなもぎたてみかんを食べてみてくださいね♪
全然味が違います☆
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