一休さんのお寺へ!京都紫野・大徳寺と日本三大精進料理『大徳寺流』

大徳寺 南門 京都市
大徳寺 南門
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『大徳寺』は京都市北区の紫野にあります。

京都観光に行かれる方、京都駅からはバスで30分程進むので、京都駅からは結構距離があります。

この付近には電車が通っていなくて、京都市営地下鉄の鞍馬口か北大路駅から歩くことになりますが、20分ほどはかかり、道も少し複雑なのでバスで行った方が無難です。

バスでしたら大徳寺前というバス停がありますので、降りたら目の前が大徳寺です。

トップの画像は大徳寺の南門になります。

この扉をくぐると大徳寺と20を超える塔頭が集まっています。

一休さんが復興した『大徳寺』

『大徳寺』は1315年に開創されました。

大徳寺は応仁の乱により、焼失し、衰退してしまいましたが、

その後一休和尚が住持の時期に、堺の商人の支援で再興されたお寺です。

この一休和尚とは、アニメにもなった『一休さん』のモデルになった方で、

なんと茶の湯の世界、『千利休』は、一休さんのひ孫弟子だそうなのです。

では千利休は和尚さんだったのかというとそうではなく、茶の湯の世界の方。

一休さんの弟子に、侘茶の基礎を作ったという人物がいて、その方(村田珠光)の孫弟子に、千利休がいて、一休さんのひ孫弟子は千利休だという話です。

なのですが、一休さんよりも、千利休の生きた時代、織田信長公や豊臣秀吉公の時代に関わる内容がとても多すぎて、一休さんの話がどうしても隠れてしまっている印象があるような・・・。

この大徳寺ですが、山内は広く、勅使門、三門、仏殿、法堂などの建物の他に、塔頭(たっちゅう)と呼ばれる小さなお寺が20以上、山内にあります。

ただ常に公開されている塔頭は数少なく、春や秋の観光シーズンに特別公開される塔頭が数カ所増えるというカタチです。

(特別公開される塔頭も、毎年特別公開しているということでもないので、拝観したい塔頭がある方は公開情報をチェックしてから行った方が良いです。)

大徳寺 山門

大徳寺の山門は、豊臣秀吉の時代、秀吉の怒りを招き、利休が切腹するきっかけとなった山門。

その奥には仏殿、法堂と続きます。

これは紅葉時期にお邪魔した写真ですが、大徳寺は紅葉がとても綺麗です。

木々がとても手入れされているという美しさです。

塔頭の入り口に石田三成公の御墓地があったり、

その他主に戦国時代の武将の墓がたくさんあります。

千利休と茶道家の墓所が聚光院の境内にあります。

近衛家の墓所がこの扉の奥にあるようです。

300坪ほどの広さに宝篋印塔があるとのこと。

大徳寺はとても広いですが、とっても綺麗なお庭がたくさんあるので、是非大徳寺中をいろいろ散策してみてください。

通常公開と通常非公開の塔頭

大徳寺の塔頭は20以上ありますが、通常公開されている塔頭は4院。

洛北の苔寺と呼ばれる龍源院りょうげんいん
大友宗麟が創建瑞峯院ずいほういん
特別名勝史跡:書院庭園あり大仙院だいせんいん
細川忠興が建立 ※公開要確認高桐院こうとういん

瑞峯院では希望者にはお抹茶がいただけ、

大仙院では三福茶を提供しています。

※現在コロナウイルスの関係で2020年4月より拝観休止となっているところもあるようなので、行かれる方は事前に確認が必要です。(大仙院は2020年7月時点、拝観可)

通常非公開の塔頭

非公開霊山徳禅寺、大徳寺別院(大徳寺1世)徳禅寺とくぜんじ
通常非公開「酒茶論の教え」を伝える菩提寺養徳院ようとくいん
通常非公開千利休が作庭黄梅院おうばいいん
通常非公開枯山水の庭が広がる非公開の禅寺大慈院だいじいん
通常非公開加賀百万石の大名らが創建再建興臨院こうりんいん
非公開里村紹巴や、前田知好の墓がある正受院しょうじゅいん
通常非公開春屋宗園・石田光成らの墓がある三玄院さんげんいん
通常非公開七五三の庭:村田珠光作庭真珠庵しんじゅあん
通常公開特別名勝史跡:書院庭園あり大仙院だいせんいん
通常非公開飽雲池を前に二重の樓閣呑湖閣芳春院ほうしゅいん
通常非公開明治時代の廃仏毀釈により廃絶龍泉庵りょうせんあん
非公開大徳寺で最初の塔頭如意庵にょいあん
通常非公開千利休と茶道家の墓所がある聚光院じゅこういん
通常非公開織田信長の追善菩提のために建立総見院そうけんいん
非公開境内3000坪の修行専門道場龍翔院りゅうしょうじ
通常非公開京都の医学者曲直瀬正琳が建立玉林院ぎょくりんいん
通常非公開黒田官兵衛の菩提を弔うため建立龍光院りょうこういん
非公開豊臣秀長の菩提を弔うために創建大光院たいこういん
通常非公開小堀遠州茶室忘筌席や近江八景の庭孤篷庵こほうあん

なお、大徳寺では千利休の月命日である28日にお茶会をされる非公開の塔頭がいくつかあります。(但し8月と12月を除く)(利休忌)

聚光院(茶券が必要)
大慈院
興臨院
三玄院
玉林院

など、『在釜』と札のかかっている塔頭でお茶会が行われています。

その他、
養徳院ではお茶会や精進料理をいただく会などを不定期開催。

大慈院境内では京の老舗精進鉄鉢料理店、泉仙大慈院店がある。また、寺院滞在型文化体験や夜空の座禅会などを開催。

龍泉庵では大徳寺の境内にある塔頭寺院で、毎週水~日曜日の午前7~8時に早朝坐禅会がある。初心者は20分前に集合し、指導して頂けるとのことだが、事前確認を。

通常非公開でも様々なサービスを提供されている塔頭もあるようです。

ここは非公開の龍翔院。修行専門道場なので非公開ですが、かなり手入れがされていて外から見るだけでもとても綺麗でした。

非公開の塔頭が多い大徳寺ですが、庭の手入れが行き届いていて、美しいので、外から見るだけでも楽しめる場所です。

『大徳寺流』精進料理 

大徳寺流精進料理・大徳寺一休のお弁当

一休さんで有名な大徳寺は、『大徳寺流精進料理』があります。

この大徳寺流は日本三大精進料理の1つであるとも言われています。

永平寺流精進料理
大徳寺流精進料理
黄檗山萬福寺精進料理(普茶料理)

大徳寺の精進料理を食べることができる場所はいくつかあります。

私がお邪魔致しましたのは、大徳寺の敷地の角にあるお店、

大徳寺前交番 の向かいにある『大徳寺一休』

大徳寺一休外観

美しい日本庭園が中庭がある全室個室の素敵なお店です。

大徳寺一休の個室の一例

精進料理でも、最近は多くの人の口に合うようにと、味を変えているお店も多くなってきたそうですが、こちらでは、代々、この大徳寺に伝わる精進料理の、そのままの味をできるだけ提供してくださっているそうで、

食べながら、日本の食の歴史を感じることができました。

現代の食生活になるずっと昔、

数百年前の日本食は、今のように、すぐに何でも食べることができる時代ではなくて、

味噌や、保存が効くように、味が濃い料理が多かったのかな、とか、思ったり。

食後のお抹茶と和菓子。

和菓子のとなりにある黒の丸いもの。

これは、『大徳寺納豆』と言うもの。

納豆というと、ネバネバのあの納豆を大徳寺で作っているのかなと思ったのですが、

普通の納豆とは全く違い、

乾燥していて、

甘さのある『甘納豆』でもなく、

しょっぱい乾燥した食べ物。

納豆という名前ですが、現代で売っている納豆からすると独特なので、納豆とは違う食べ物と思ったほうがいいのかも。

この大徳寺納豆は、大徳寺外の土産屋に売っているので、一度試してみるといいかも🎵

ちなみに、こちらのお店、『大徳寺一休』は、クレジットカードが使えなく、現金のみになります(2018年11月現在)。

お店近くには郵便局があるとのことですが、海外からのお客さんは、支払い時に郵便局まで走る方が多いそうですのでお気をつけください。

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