京都府京都市・清水五条駅から《清水寺》へ!J R京都からはバスで
あの有名なことわざ『清水の舞台から飛び降りる』の舞台である『清水寺』
ここは京都市の東山区清水にあります。
最寄り駅は京阪電鉄本線の『清水五条』駅。
京阪電鉄は京都(出町柳)と大阪(淀屋橋)を結ぶ電車です。
京阪電車『清水五条』駅から
大阪から向かう場合は、特急に乗るととても早い(乗車料金は同じ)のですが!、気を付けていたるポイントがあり、『清水五条』駅には特急が停車しないということ。
なので途中で乗り換えることが必要となるのですが、清水五条駅の一駅手前にある『七条』で乗り換えます。
乗り換えると言っても最後だけ、ほんの一瞬だけなのですが、京阪電車を使う方は覚えておいてください⭐️
七条で乗り換えますが、そのまま同じホームで待っていたら電車がきます。『急行』『準急』『普通』が次の駅、清水五条駅に着きます。
もし特急の『七条』を乗り過ごしてしまった場合は、次の『祇園四条駅』で、乗り換えて、また一駅戻ればいいだけです。
乗る電車だけ気をつけてもらえれば♪
清水五条駅から歩いて向かう場合、こちらの『川端通り』と『松原通り』の交差点を目指して北上し、ここを右方向に上がっていくと、清水坂を通り、清水寺にたどり着きます。
少し距離がありますので、散歩感覚で、歩きやすい靴で、京都らしい町並みを楽しんで進んでもらえたらなぁと思います。
この後に出てくる『一念坂』『二寧坂』『産寧坂』を歩いて清水寺に行きたい場合は、この『清水坂』ではなく、途中で曲がらないといけないので、清水に到着したら、地図をチェックしておく方が良いでしょう。
⬇︎清水五条駅から松原通を通った清水寺までの行き方です。
JR『京都』駅から
JRを利用する方は京都駅からバスが出ているので、京都の観光はバスを利用するのが便利でしょう。
そして京都市営バスが1日乗り放題チケットを出しているので、京都の観光地に複数行きたい方は1日乗り放題チケットを使うこともお得にいろいろ行けると思います♪(大人600円・小人300円(2020年3月時点))
バスの場合、京都駅から清水寺の方に大体20〜25分程、走ると、
先に『五条坂』のバス停、『清水道』のバス停があります。
どちらも『清水寺』に辿り着きますが、『一念坂』『二寧坂』『産寧坂』を通って『清水寺』に行きたい場合は、『清水道』のバス停で降りて行く方がいいです。
こちらのバス停から15分〜20分歩くと(土産屋など、覗かなければ、です☆)清水寺に着きます。
一念坂
こちらが『一念坂(いちねんざか)』
近くには『ねねの道』があり、『一念坂』とは繋がっているわけではないのだが、『ねねの道』(向かい)を南東に曲がるとすぐに『一念坂』がある。
こちらは坂ではなく、とても短い曲がり角という印象。
そのまま進むと『二寧坂』そして、『産寧坂』と続き、清水寺の方へ進んでいくのですが、
こちらの『一念坂』にも洒落た店が数店舗あります。
『一念坂』を通ったことがない方は是非一度⭐︎
⬇︎清水五条駅から一念坂までの行き方です。
二寧坂
『一念坂』を出て右、京都らしい町並みが続いている方向を歩いていくとある坂が『二寧坂(にねいざか)』です。
こちらの写真は『二寧坂』を上ったところから撮りました。
このような雰囲気。
道の両サイドはお土産やさんなどが並んでいます。
『二寧坂』をあがると『産寧坂』エリアに入ります。
『二寧坂』と呼ばれている由来は、上に『産寧坂』(三年坂)があるからと言われているそうです。
産寧坂
二寧坂を上がり、左側、両サイドに土産屋が並ぶ中、道なりに進んでいくとあるのが産寧坂。
湯豆腐の店、八橋のお店、京都スイーツの店、土産屋などたくさんのお店があり、お土産を見ながら歩いたり、食べ歩いたり、するのはこの辺り一帯どこでも楽しめて、とても良いと思います。
ただし日中は人が多く、道も狭いので、気をつけて楽しんでくださいね♪
また、京都の町並みにあうように、かなり和風、というか渋い!感じの素敵なスターバックスコーヒーは若者に人気なようです。
『産寧坂』はその昔、『転ぶと三年後に死ぬ』もしくは『寿命が三年縮まる』と言われ、
子供の頃、親に連れてきてもらうたびに言われていた坂で、その当時は、ものすごく緊張しながら坂を上がっていたのを覚えています。
そう言えば、そこで、妹が転んだことがあり、その時は、『どうしよう!!』っと思ったものです。
※それから25年以上経ちますが、妹は至って元気に暮らしているのでご安心を!笑
こちらの『産寧坂』を上ると、『清水坂』へ繋がり、そこを上ると、『清水寺』です。
駅やバス停から少し距離がありますが、『一念(一年)坂』『二寧(二年)坂』『産寧(三年)坂』は両側にいろいろなお店がありますので、散歩感覚で楽しく歩いて行ける道ではないかと思います。
また、『二寧坂』を上って左に進むと、こちらの『産寧坂』と清水寺方向に進むのですが、『二寧坂』を上って右に進む(道を下る方向)と、『八坂の塔』と呼ばれている、京都最古の塔があります。ここは聖徳太子が建てたと言われる塔があります。
清水坂
『清水坂(きよみずざか)』は、『松原通(まつばらどおり)』でもあり、写真のような道ですが、車もよく通ります。
この写真『松原通』という石碑があるところを左に曲がると『三年坂』で、ちょうど『産寧坂』と『清水坂』が合う箇所です。
この坂を上るともう『清水寺』です。
この、清水坂が実は参道。
この清水坂をまっすぐ降りていくと『松原橋』という、その昔、弁慶と牛若丸が闘ったという有名な橋があるのですが、この松原橋から清水寺に続いているのがこの『松原通』でもある『清水坂』であり、『清水寺』への参道がこちらになるという訳です。
なので、今、上記で案内した『一年(一念)坂・二年(二寧)坂・三年(産寧)坂』というのは通らなくても、『清水寺』に行くことができ、参道を通りたい方は、もちろんこの『清水坂』を進んでいただきたいのですが、『一年坂・二年坂・三年坂』も、とても雰囲気が良いので、是非、通って欲しいなという個人的な想いで、案内いたしました☆
行きは『参道の松原通(清水坂)』、帰りは『一年坂・二年坂・三年坂』で帰るというのもオススメです。
また、こちらの『清水坂』は、両側、土産物屋が多いですが、『清水焼』の店が特に多いような気がします。
好きな清水焼を選びながら歩くのも楽しい坂です。
清水寺
『清水寺』を上がった先に見えてまいりますのが『清水寺』です。
この階段を上がり仁王門の前から見た景色がこちら。
一念坂、二寧坂、産寧坂にこの清水坂。
この地域らしい雰囲気が残る町並みというのも、規模の大きさからしても、京都の中でも珍しいのではないではないかなと思います。
本堂には『十一面千手千眼観世音菩薩』という、正式名称がとても長い名前の観音様がいらっしゃいます。
『清水寺』は『音羽山清水寺』と言い、開創は778年。
奈良で修行を積んだ『賢心』という僧が
「北へ清泉を求めて行け」とお告げをされる夢を見て、
京都の音羽山で清らかな水が湧出する瀧を見つけ、
千手観音像を彫刻したことが清水寺の始まりと言われているそうです。
本堂はこのような外観です。
こちらが『清水の舞台から飛び降りる』の『清水の舞台』となっている舞台です。
下から見上げても、迫力があります。
本堂を抜けると、『地主神社』という縁結びの神様がいらっしゃる神社があります。
地主神社内にある『恋占いの石』という石がTVでも話題となり、恋愛のパワースポットということで連日多くの人がいらっしゃる神社です。
気になる方は是非一度♪
そして、『奥の院』の裏に、『濡れ手観音』という観音様がいらっしゃいます。
こちらの濡れ手観音様、近くに柄杓が置いてありますので、柄杓で水を取り、
観音様の頭から水をかけますと、観音様が優しい顔になるので、その間にお願い事をするというもの。
こんなところにひっそりと、っという場所で、あまり知られていません。
是非見つけてみてください☆
そしてこちらの写真の一番奥に見える赤い三重塔は『子安塔』と言います。
聖武天皇と光明皇后の祈願所と伝えられています。
その名の通り安産に大きな信仰を集めてきたそうです。
そして、この『子安塔』から、清水寺本堂の方を見た景色がこちら。
お天気が曇りで写真映りとしては少し残念かもしれませんが、雲の形等、なんとなく良い感じで、素敵な景色を見ることができました。
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