宇治と聞くと、平等院鳳凰堂や宇治茶がある観光地のイメージが強いかもしれませんが、素敵な景色を楽しむことができるウォーキングもできます。
この記事では、宇治駅から3kmほど先の天ヶ瀬ダムへのウォーキングを紹介します。
天ヶ瀬ダムへ歩く道は宇治川沿いで、自然を楽しみながら気持ちよく歩くことができる道です。
天ヶ瀬ダム周辺にはお店がないので、お弁当やおやつを持って行ってたっぷりと楽しんでください。
京阪宇治駅から宇治川沿いを歩く
京阪宇治線「宇治駅」から、宇治橋を渡らずに宇治川沿いを歩きます。
京阪宇治駅側の宇治川沿いとは、宇治神社や宇治上神社、源氏物語ミュージアムがある側の川沿いです。
JRと京阪は徒歩7分ほど離れているので、JRの方は、宇治橋を目指し、宇治橋を渡ったところの信号を右に曲がり、そのまま川沿いを進みます。
川沿いをしばらく歩くと左手に宇治神社の鳥居、右手に朝霧橋がありますが、ここもまっすぐ通り過ぎます。
さらに進み、興聖寺も通り過ぎます。
なお、興聖寺は、曹洞宗道元禅師が開いた全国で最初の修行道場としても有名です。
興聖寺までの道をさわらびの道経由で大吉山展望台を通って興聖寺へ下りるというコースもおすすめ。
ただ、その後、天ヶ瀬ダムの方までは結構歩きますので、体力に自信のある人に、ぜひおすすめしたいコースです。
他の人は日を分けた方が良いかもしれません。
参考までに、さわらびの道に関しての記事はこちら
宇治興聖寺から天ヶ瀬ダムへ向かう場合は琴坂を下りて左

こちらは琴坂に上がったところから撮りました
興聖寺から天ヶ瀬ダムへ向かう場合は琴坂を下りて左側に進みます。
興聖寺前の琴坂と呼ばれる坂は、新緑や紅葉がとても綺麗な坂として有名。
興聖寺に行かない人も、紅葉の時期であれば琴坂に寄り道し、上から見ていただきたい景色です。
この琴坂を下りると、宇治川が左右に流れています。
下におりたら左側に進みます。
宇治川沿いに歩いてリフレッシュするウォーキング

道は宇治川沿いにずっと進みます。
紅葉時期も新緑時期もどちらも美しい道で、右手に続く宇治川も素敵です。

宇治川にかかる天ヶ瀬橋

京阪宇治駅から2km、興聖寺から1.3km進んだところに天ヶ瀬橋があるので、ここを渡ります。
(渡らなくても同じ場所に合流するのですが、せっかくの機会なので)
天ヶ瀬橋は2020年の5月にリニューアルした橋。
天ヶ瀬橋を渡って左に進みます。

天ヶ瀬橋あたりから、釣りを楽しんでいる人々が増えます。
少し歩くとベンチがある場所があり休憩しました。
※渡らない場合は、歩いてきた道をさらに進むことが可能です。
宇治駅近くで購入した茶だんごを食べながら休憩

宇治駅近くで購入した茶だんごを食べながら休憩しました。
記念に茶だんごと景色を撮影してみたら、茶だんごも宇治川の景色と同化!
見えている橋は、先程の天ヶ瀬吊橋です。
ちなみに、茶だんごは宇治橋の北東側にある駿河屋さんで購入しました。
やっぱり宇治といえば茶だんご!というイメージが強くあります。
次に目指すのは白虹橋。
白虹橋までは350mで車道が続きます。
車もよく通る道なので、写真を撮る場合は車にお気をつけください。
宇治川にかかる白虹橋(はっこうばし)

白虹橋からは天ヶ瀬ダムが見えます。
天ヶ瀬ダムだけ行きたい方は画像右方向に進むと道があり、進むと天ヶ瀬ダムへ到着します。
画像左方向には天ヶ瀬森林公園があります。
天ヶ瀬森林公園は、天ヶ瀬ダムと繋がっている公園です。
白虹橋を渡り道沿いに坂道を上ると、天ヶ瀬森林公園につながる道があります。
ちなみに、白虹橋から天ヶ瀬森林公園へ繋がる道までは500m程ですが、車道なのでお気をつけ下さい。
白虹橋から天ヶ瀬森林公園までアップダウンある道が2kmほど続きます。
緑が気持ちいい森林コースを歩きとてもいい運動になります。
宇治川にかかる白虹橋の下もおすすめポイント

天ヶ瀬森林公園に行く前に白虹橋の下もおすすめのポイントです。
白虹橋を渡ったすぐ左手に階段があり、下りることができます。

ダムとは反対側の天ヶ瀬橋の方を見ると、釣りを楽しんでいる親子がいました。
宇治川には釣りを楽しむ人がたくさんいるようです。
ただし、雨の場合や雨が降った後などは下りると危ないのでお気をつけ下さい。
宇治の天ヶ瀬森林公園へ向かう道

さて、白虹橋を渡った道をまっすぐ進みます。
坂道になっている車道を進み、右方向の急カーブ印の方へ進みます。
この急カーブを曲がり、少し進むと右手に道があり、案内板があるポイントがあります。
白虹橋からこのポイントまでは500m程です。
道なりに進み、道が分かれるポイントでまた同じ案内板があります。
道に迷うことがないように案内板があるので安心

道の分かれ道に迷わないように案内板が設置されています。
案内板に着いたら、右側に下りていき(山なので、また上がったり下がったり)、道なりに進みます。

坂道を上がっていくと、鳳凰湖展望台という広場があります。
鳳凰湖は天ヶ瀬ダムがある湖のこと。
木が大きくてダムの景色があまり見えないですが、これはこれでとても素敵です。

新緑の青紅葉もあったので、紅葉時期も美しいのではないかと思います。


宇治ウォーキング!天ヶ瀬森林公園に到着

天ヶ瀬森林公園は画像のすぐ奥に入り口があります。
入るとすぐ左側に案内板があり、右手は木のテーブルと椅子があって休憩できるようになっています。

道は自然いっぱいの道。
小鳥のさえずりを聴きながら、進みます。
歩いたのは春の時期。
地図にある大屋根休憩所の手前の自由広場、春は桜がとても美しい空間でした

宇治川の天ヶ瀬ダムへ繋がる道

天ヶ瀬森林公園の入口へ戻ります。
天ヶ瀬森林公園入口を背にして、斜め左前あたりに進むと天ヶ瀬ダムへと繋がる道があります。
(右方向は鳳凰湖展望台)

近づくと「ダム近道」とあるので入ります。

ここからの道は階段をずっと降りていくという様なイメージです。

手すりもあるので安心ですね。
気を付けて下りてください。

すると、天ヶ瀬ダムに到着しました。

天ヶ瀬森林公園のアクセス
天ヶ瀬森林公園の基本情報
【住所】京都府宇治市槇島町槇尾山1-1
宇治を楽しむ宇治ウォーキング!ついに到着天ヶ瀬ダム

天ヶ瀬森林公園から天ヶ瀬ダムに入ると、受付は逆側にあります。
森林公園はダム入口の裏手になる感じでしょうか。
しかし、入る手続きは特に要りませんので、裏手から入っても問題ありません。
進んで行くと、天ヶ瀬ダムを端から端まで歩くことができます。
天ヶ瀬ダムからの美しい景色

天ヶ瀬ダムからダム下、白虹橋の方面。

ダム上にはたくさんの鳥たちがいて、遊んでいる姿に癒され、とても美しい景色でした。
桜時期は、桜が多いわけではないけど、ポツポツとあるのがとてもよい雰囲気だと以前、ダムの方に教えてもらったことがあります。
実際に春に訪れてみると、桜が綺麗な散歩コースで、桜を楽しみたかった友人も満足してくれていました。
トップ画像が桜時期に見る天ヶ瀬ダムです。
また、紅葉時期も素敵でしたし、どちらもとてもおすすめできるウォーキングコースになっています。

大吉山シュークリームと言って、宇治の地元の方々に愛される洋菓子屋さん、ツア・クローネで購入しました。
(駅からは結構離れていて、この天ヶ瀬ダムからも結構離れています。)
ダムは大雨のあとや台風の後などに放流するそうで、放流の時が一番迫力があるとのこと!
タイミングが合えば、放流の瞬間も見てみたいものです。
受付側に出ると車道の道があるのですが、かなり危ないので、白虹橋とつながっている道か、もう一度天ヶ瀬森林公園に戻って帰ることをおすすめします。
天ヶ瀬ダムのアクセス
天ヶ瀬ダムの基本情報
【住所】京都府宇治市宇治金井戸
【営業時間】8:00~16:45
【料金】無料
【駐車場】なし
【公式サイト】https://www.kkr.mlit.go.jp/yodoto/amagase/about/
宇治ウォーキングには危険な車道の道

車道の道ですが、スマホのマップで見ると車道の道が出てくるかもしれません。
完全に車道になるので危険です。
道も狭く、走っている車に気をつけて歩かないといけません。
1人で車道のギリギリ端を歩いていても、車が通ったときに道幅がギリギリの部分が結構多いので危ないです。
道は紅葉が美しく、少し上から宇治川や天ヶ瀬吊橋を見下ろすことができるので、景色は綺麗なのですが、道が狭いので、写真を撮るときも十分気をつけたい道。
車の行き交いが多く、ここにダンプなども結構通ります。
この道が1.4km続きます。

左右の紅葉はとても美しく、景色もとても綺麗で魅力的なのですが・・・

この橋姫橋(はしひめはし)というとても小さな橋が見えて、少し歩くと天ヶ瀬ダムですが、車道の危険は1.4km。
ダムの職員の人のお話では、行きはこの道で行ったけれど帰りが怖いから、天ヶ瀬森林公園を通って帰る方がとても多いそうです。
確かに、ハラハラする瞬間も何度かある道。
安全第一を選択して素敵な旅をお楽しみください。
宇治駅~天ヶ瀬ダムウォーキング
宇治駅から天ヶ瀬ダムまでのウォーキングルートでした。
途中の天ヶ瀬橋や天ヶ瀬森林公園によらなければ1.5kmほどのウォーキングで到着。
緑の道のウォーキングだけでもリフレッシュできますが、もし時間があるならば1日使って、天ヶ瀬森林公園も楽しむのがおすすめです。
宇治駅周辺にはお店もたくさんあるのでお弁当や宇治名物を買って持っていけます。
1日使った宇治川沿いのウォーキングはとても癒されるコース。
ウォーキングやハイキングが好きな人はぜひ行ってみてほしいです。
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