電車旅中、全く土地勘のないところで、いろいろ寄り道して、やってしまったことがあります。
それは目的の駅に向かう電車に乗ったはずが、乗る線を間違ってしまったこと。
ただ単に間違えただけということなのですが、これは意外な落とし穴だと思ったので投稿します。
これは、新潟県、長岡市の『宮内駅』でのこと。
醸造の町『摂田屋』を少しでも見たかった私は、はじめての新潟で、はじめての『宮内駅』を降りて、楽しんでいました。
その日の内に群馬県の『高崎駅』へ行く予定だったのですが、時間があったので、ちょっと大回りになるけれど、『宮内駅』へ寄り道。
『高崎駅』には、その日のうちに着けばいいから、
その前に『長岡駅』から一駅の『宮内駅』へ。
前日は『宮内駅』で何をするかワクワク考えていて、交通手段については、『宮内駅』から『高崎駅』までの終電の時間と電車の乗り換えの駅名だけを調べていました。
確か、高崎駅に終電で到着する電車の発車時間は、16:30だったと思います。(※終電の時間は要チェックです)
でもここでまだチェックしておくべきだった落とし穴がありました。
『宮内駅』には『上越線』と『信越線』の2つが走っており、行き先が3方向あったのです。
2つ目は、浦佐・越後湯沢方面
3つ目は、柏崎・直江津方面
私は群馬県に移動しようと、『宮内駅』から、次の乗り換えの駅である『水上駅』を目指していました。
ですが、その終点や方面で説明される駅名が、どの線になるのかもわかっていなかったため、
『長岡駅』は大きな駅だから、どの線でも『長岡駅』は通るだろうと思い、
調べていた終電の時間と似ていたので、その電車に乗ってしまいました。
これが実は間違った電車で、乗るべきは次の、同じホームに到着する電車(上越線の浦佐・越後湯沢行き)の方で、『長岡駅』は通らない電車でした。
この乗るべきだった次の電車が、私が乗った電車の1分後に来る電車だったのです。
実は、宮内から高崎まで、164kmの距離があります。
なので、終電を逃すとは大変なことですが、旅先では時間の許す限り、ギリギリまで楽しみたいもの。
ですが、電車を間違っても『長岡駅』へ向かったのは不幸中の幸いでした。
なぜならば『長岡駅』は、新幹線の停車駅。
長岡駅に着いて、すぐに駅員さんのもとへ行き、事情を説明すると、今からすぐ来る新幹線に乗って『浦佐』で降りれば、乗る予定だった電車に乗り換えることができる。と!!
なるほど!っと新幹線に乗って浦佐まで先回り。
目的地の『高崎』も新幹線の停車駅なので、新幹線でも行けるのですが、『浦佐』から『高崎』まで、電車のゆっくり旅がスタートし、無事に、その日のうちに、高崎へ行くことができました。
このことから、
・発車時間の確認と合わせて、目的の線が何駅行きの電車に乗るのか
・不安要素がある場合、車掌さん(進行方向一番前の位置が確実)と話せる位置で電車を待つ
ということを学びました。
今回は宮内駅でしたが、全国どこでも考えられることだと思います。
次の電車旅からはこの三点も付け加えて、旅を楽しもうと思った教訓になる出来事でした。