交野市に獅子窟寺というお寺があります。交野の山の中にありますが、
交野山、星のブランコ、磐船神社とは、また違う場所になります。
(位置関係的には、地図上で交野山と星のブランコを直線で繋いだ間あたりになるという感じでしょうか。)
ここは昔々、空海が獅子窟寺で修行をされ、そこで秘宝を唱えたところ、交野市にある星田という地域に星が3つおちた。
そこから、星の伝説交野が始まったのかもしれないと思う様な伝説のあるお寺がこの獅子窟寺なのです。
JR河内磐船駅・京阪河内森駅から獅子窟寺へ向かう
獅子窟寺は大字私市という場所にありますが(※舗装されていますが、結構急な山道を上がります)、JR東西線の河内磐船駅と京阪交野線の河内森駅が最寄り駅になります。
まず、JR河内磐船駅からご案内いたします⭐︎
交野市は、曲がり角があり、行き止まりも多く、『交野市はすぐ道に迷う』という感覚があるので、行く方はご参考ください♪
天田神社まではそんなに時間がかからずに5分10分歩くと到着します。
天田神社は田の神で、この地域を守る神です。
よかったら、お参りしてから進みましょう。
さて、天田神社を左手に、道なりにぐんぐん進みます。
獅子窟寺参道
ここに来ると、道標があるので、獅子窟寺とある方へ進むのですが、その前に、このポイントの右手に案内板があるのですが、まずその案内板を見てから上がっていただきたい。
この案内板は獅子窟寺内の案内図。
獅子窟寺は、まだ先なのですが、上(獅子窟寺)でこの案内板が、なかった為、これを見てから上がった方がわかりやすいと思います。
(思ったより獅子窟寺は広く、見逃してしまったポイントがいくつもあった!)
では、道標のある道を上がります。ここからずっと上り坂です。
道の雰囲気が、ガラッと変わり、自然豊かな道を上ります(参道)。
結構上がって、獅子窟寺展望台がありました。
展望台は、この画像のような感じですが、木々が成長し過ぎて、街の景色が見えず、展望台の階段がものすごく急で危ないです。
本来ならばここに、大阪平野が広がり、一望できるポイントなのだろう場所だが、木々が大きくなりすぎた。
という感じでしょうか。
ただ、少しずつ手を加えられているところがあるので、少しずつ変わっていくのだと感じます。
展望台の方に進んだ時に梅田あたりのビル群がよく見えました。
そのポイント、探してみるのもありです☆
さて、ここから進みます。
石碑があり、
聖武天皇勅願 行基菩薩開創 役行者 弘法大師 修行旧蹟
と記されており、その奥には仁王門あと、その向こうにはここを上がるのか!っと思ってしまう様なちょっと急な坂道があります。
もちろんこちらを上がります。
お大師さんの水と王の墓
この急な坂を上がるのですが、途中、『お大師さんの水』という案内があります。
『お大師さん』という名は、『弘法大師』すなわち、『空海』の事です。
『お大師さんの水』は行っておきたいのでこの道を入ります。
写真左の様な道を少し降りると、右上の写真の赤いコーンが置いてある辺りに『お大師の水』がありました。
水場なので、滑りやすいため、気をつけてください。
そして、右上の写真で赤いコーンが置かれている地点から。さらに道が続いているのですが、
ここを奥に進んでいけば、『王の墓』という、亀山上皇とその皇后のお墓があるという。
この更に奥に進みます。(このポイントから2分ほど先)
こちらが王の墓(亀山上皇さまと皇后さまの墓(分骨))です。
では、先ほどの道に戻り、急な坂道を上がります。
獅子窟寺
こちら獅子窟寺の本堂になります。
山の中なのに、ポツンと、綺麗にされているお寺があって、とても美しいなと思いました。
獅子窟寺の方に事前に予約しておくと、本堂を拝観できる様です。
本堂前から、元きた道を見てみると、その元きた道の隣に階段があり、その階段を上がると、その先に巨石群!??
階段を登ってみると、その大きさに圧倒される。
ここを正面にして右手に道が続いていて、数歩行くと、この裏手に入ります。
観音岩とその先に獅子の岩(女岩)があります。
なんと言っても大きい!!
それがたくさんあるので、迫力があります!!
近くまで行けますが、気をつけてくださいね。
こちらの奥を進むと山の中へ入っていき、獅子窟寺の奥の院がありとても幻想的です。
そしてその先はくろんど池の方につながるらしい。
交野の山の自然を楽しめるコースです。
大阪府で、都会のイメージですが、ここは山深く、道も滑りやすいところがあるので、装備はしっかりした方が安全かと思います。
登山!っとそこまでしっかりしなくても良いですが、靴は滑りにくい、安全なものを履いていってください。
では、本堂に戻りまして、右手側に地蔵尊が見えます。
地蔵尊の隣には、天福岩という岩が祀られていて、
こちらは、この天福岩を抱いて願い事を1つだけ、3回唱えると叶うそうなのです。
岩?抱く?この大きさ??
っと頭が『?』となったのですが、やってみました。
願い事1つ!!
叶うかどうかは将来の自分へのお楽しみ♪
そしてその先を進むと、休憩できるスペースがあり、利用できるお手洗いもあります。
椅子に座り正面には、広がる交野市の景色。
この様な景色が見えるなんて素敵です。
獅子窟寺に行かれる方は、是非、こちらからの眺望もお見逃しなく⭐︎
そして、帰り道なのですが、行きは河内磐船から来たので、帰りは京阪の私市駅をゴールにしようと思って違う道にしようと思っていたのですが、道がその先にはない。
こんな急な階段を見つけたのですが、これなのか??
結構、山深そうで、この日に行った服装が、そこまで山歩きする格好ではない格好で行ったことと、やはり怖い(笑)という理由で、行かず。
この道の先は私が思う場所に続いているのか??どうなのか??
これは誰かがいる時ではないと勇気が出ない。ということでございました。
なので私市駅は目指したのですが、参道入り口までは同じ道で下りることに。
私市駅を目指す
下りてきて(左の坂を下りてきました)、先ほどの道標にきたら、次は私市駅を目指します。
次は右に曲がるのですが、ここを左に曲がったところのポイントが、始め行きたかった獅子窟寺からの道。
Google Mapsでは獅子窟寺とこのポイントが繋がっていると出てくるので、本当にあのさっきの階段から繋がっているのだろうか、確かめてみたかった。
入り口だけど、この道は私市ハイキングコースではありませんと書いてあって、私市ハイキングコースはまた違うのですが、この道の先はどこに行くのか・・・。
私市ハイキングコースではありませんとのことで、この道に入るのは良いってことなのかダメなのか?
ここは一人で歩く勇気はなく、もし行くときは、ちゃんとした山歩きスタイルで(虫除け対策とかして)行こうと思いました。
(恐らくこの道は行者道で、かなりハードなのではないかと考えます。)
では、入り口を確認したところで、Uターンして、先ほどの道を直進します。
こちらがゴールの私市駅です。
交野市は行き止まりや細い道が多く、何回も同じ道をぐるぐる回ったりして、今までとても嫌な思い出がある場所でした。
何度も迷ったりすると、その地域の旅の思い出は嫌な思い出になります。
何度も同じことを繰り返して、少しは学びましたので、少しでも同じ思いをされる方が減りますよう・・・。
そして、また同じ場所に行く私の為に、書き記します。
私市駅近くに喫茶がんびというお店があるのですが、よかったら、私市の名産の蜂蜜の蜂屋の経営される喫茶店でおいしい蜂蜜を使ったドリンクで一服してお帰りください♪
(道案内地図に出てくる黄色い壁の家が喫茶がんび。自家採取、茨木の蜂蜜《茨木養蜂園》)
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