【京都府】宇治市を歩く・黄檗駅〜あじさい寺の三室戸寺〜宇治駅

宇治市

JR京都駅からJR奈良線に乗り換えて、20分ほど電車に揺られると、「黄檗(おうばく)」という駅に着きます。

黄檗駅とは、あまり聞き慣れない名前ですが、宇治市にある駅。

「宇治を歩く」となれば、『平等院鳳凰堂』が有名なので、大体「宇治駅」を目指されると思うのですが、今回は平等院以外の宇治の魅力をお伝えいたします!

黄蘗駅〜宇治駅を歩くコースですが、『黄蘗駅』と『宇治駅』は『JR』も『京阪電車』も走っていますので、どちらの電車からでも♪

昼食⭐︎黄檗山萬福寺で普茶料理のご馳走を!

黄檗駅から5分程歩くと黄檗山萬福寺(おうばくさんまんぷくじ)があります。

黄檗山萬福寺はいんげん豆の名前でもある『いんげん』和尚(実際にいた人物)が開いたお寺。

いんげん和尚は、中国から来られた禅師で、この黄檗山萬福寺は、

日本だけど、京都だけど、宇治だけど、異国な雰囲気があります。

黄檗駅で降りる利点は、この黄檗山萬福寺があるからでこちらの萬福寺からウォーキングするコースを案内いたします。

⬇︎萬福寺と普茶料理の詳しい情報はこちら⬇︎

萬福寺〜三室戸寺へ歩く

歩くのが好きな方は、萬福寺から西国三十三所観音第十番札所である三室戸寺へ歩くのがおすすめ。

萬福寺総門を出て左に進みますと、車通りもある十字路に着きます。

左斜め向かいに独特な建物があり(青少年文化研修道場)すぐわかると思います。

こちらを左折。

黄檗市民プールの看板が見えたら、すぐ先の信号を右折します。

信号を右折すると、ずっと直進。

というよりその道もグネグネしているので、その道なりにひたすら進みます。

『京滋(けいじ)バイパス』という高速道路の上を渡り、更に進むと正法寺という、この写真のような光景を右手にずんずん進みます。

ここを通り過ぎたあたりから、さっきの街中だった雰囲気が変わるような気がいたします。

動物注意の標識が出てきたりして…

ですが、同じ道沿いだから!と思って進んでいくと、更に山沿いに走る車道のような。

そこをしばらく歩きます。

『本当にこの道を行けば着くのか?』『もし道を間違っていたら戻るのも嫌だなぁ』なんて不安がよぎるのですが、ちゃんと三室戸寺に着くので大丈夫です!

右手に宇治の街が見えました☆

これが見えたら三室戸寺も近いですがもう少し歩きます。

が、ここから先はもう案内がなくても大丈夫☆

歩いていると、いきなり三室戸寺の駐車場が出てくるイメージです。

萬福寺と三室戸寺は2.7km離れていて、公共交通機関を使うなら京阪電車で『黄檗駅』から1駅の『三室戸駅』までいきます。

三室戸駅から三室戸寺まで歩いても1.3km離れているので、歩きたくない場合は、タクシーを使うのが便利かもしれません。

あじさい寺と呼ばれる三室戸寺

三室戸寺はあじさい寺と呼ばれるほどなので、紫陽花の時期に宇治に旅行される方は是非チェックしていただきたいお寺です。

紫陽花は1万株植えられていますが、ツツジはなんと2万本あるのでツツジの時期も実はおすすめ。

三室戸寺の本堂はこの階段の上。

紫陽花、ツツジ園はこの写真の右手になります。

階段を上がると、手水があります。

期間限定で花手水にしてくださっていることも⭐︎

本堂前は蓮を育てられていて、蓮の花が咲く頃なんかはとても綺麗なのだと思います。

そして本堂にいろんな種類のおみくじがある中で、『源氏物語 恋みくじ』というものがあります。

宇治は源氏物語の宇治十帖で、主要な舞台となっている地域。

三室戸寺には『浮舟』の古石碑があります。

それにちなんだこちらの恋みくじ。

うたがあり、宇治らしいお土産にもなるのではないかと、ふと思いました。

さて、紫陽花ツツジ園の方はとても綺麗です。

三室戸寺の紫陽花はとても人気で、帰るとき(午後)は、受付に人が並んでいたくらいたくさんの人がいらっしゃっていました。

宇治駅までアスファルトが道案内

三室戸寺を出て、目指すは宇治駅。

『かげろうの道』を通って帰ります。

道は少し複雑なのですが、このアスファルトに沿って歩くと、なんと宇治駅まで帰れるようになっているのです!

行く先の道が分かれていた場合、美しく舗装されている道の方を選び歩いて行くと宇治駅に着くというイメージです。

宇治は昔『兎道』という漢字で表現されていたとも言われ、
『うさぎが道を案内した』と話があります。

現代は、うさぎに代わってアスファルトが静かに道を示してくれているのでしょうか。

そしてしばらくアスファルトに沿って(1kmほど)歩くと、全て同じ舗装になっているY字になっている分岐点があります(この先の人が立っているポイント)。

この分岐点を道なり(右)に進んで、大きな道を左に曲がり、宇治橋の手前に、京阪電車の宇治駅が見えます。

JRの宇治駅は京阪宇治駅から600mほど離れていますので、JR宇治駅は、『宇治橋』を渡って、案内通りに進んでください。

そして、もし、まだ元気があるよー!!って方々には、このY字の分岐点を、左に上がって、アスファルト沿いの右側へ、

源氏物語ミュージアム、宇治上神社、宇治神社と宇治川を見ていただいて、宇治駅に帰るのもオススメです⭐︎

おすすめのプラスアルファ!

今までの道は『かげろうの道』ですが左に上がったこの舗装されている道は『さわらびの道』になります。

(※『かげろうの道』から歩いてこの地点に来て、左に曲がると言う意味で、この写真で見ると右の坂道になります!)

宇治を存分に楽しみたい方は是非!

全て行くと、その日の夜は遊び疲れたー!っとバタンキューとなることでしょう♪

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