日本地図で見ると、青森県の右側に突き出している半島が下北半島です。
下北半島の一番北にあるまち、漁港は大間漁港。
大間のマグロと言えば、わかる人も多いのではないでしょうか。
その大間から、バスで20分ほど南へ進むと、佐井村(さいむら)という小さな村があります。
佐井村も漁港があり、綺麗な海、緑の自然も豊富で、美味しい自然の恵みがたくさんそろっていそうな予感がする村です。
佐井村の中心であろう、バスターミナルでもあり、観光船乗り場でもあるアルサスという建物の2階に、まんじゅうやというお店を見つけました!
佐井村のまんじゅうや
アルサスの階段を上がった2階にあるまんじゅうや。
大漁丼と書いて、およどんと読む海鮮丼を注文しました。
その日の漁で捕れた魚で作って下さるため、内容は日によって変わるそうです。
佐井村周辺の新鮮な地魚をいただきます。
贅沢な幸せな時間でした。
佐井村には海の宝石と呼ばれているキタムラサキウニが捕れるそうです。
時期は4月下旬~8月上旬。
雲丹の旬の時期にも、ぜひ伺いたいお店。
お昼の営業のみとなるのでお気をつけください。
まんじゅうやの基本情報
【住所】佐井村大佐井112アルサス2階
【営業時間】11:00〜14:00
【定休日】不定休
【支払い】クレジットカード不可
【問い合わせ】0175-38-4212
佐井村へのアクセス
佐井村は青森県の下北半島にあります。
佐井村は、駅がなく、メインは車ですが、公共機関利用の場合の行き方をいくつか案内します。
飛行機の場合
佐井村へ行くのに飛行機を利用し、青森空港から行く場合のルートをご説明します。
【青森空港】⇒空港連絡バス35分⇒【JR青森駅】⇒JR青い森鉄道44分⇒【JR野辺地駅】⇒JR大湊線56分⇒【JR下北駅】⇒下北交通(バス)150分⇒【佐井村】
乗り換えの連絡時間などがあり、トータルで5時間くらいかかるのではないでしょうか。
同じ青森県内ですが、青森県は広いです。
新幹線の場合
新幹線を使う場合は、八戸駅で降りるのが、佐井村へ行きやすいです。
【八戸】⇒JR青い森鉄道44分⇒【JR野辺地駅】⇒JR大湊線56分⇒【JR下北駅】⇒下北交通(バス)120分⇒【佐井村】
青森空港から少し近くなりますが、4時間は見ておいた方がよいです。
JRとバスを使った行き方ですが、どうしても遠い!
バスで行くメリットと進む道
青森県側から下北交通バスを使う場合(下北駅からバスを使う場合)は、120分乗車しなければならず、とても長い時間です。
しかし、バスを利用する魅力を挙げると、道がずっと海沿いなので、海側の座席に座ると、ずっと海を楽しめて、とても贅沢な景色でした。
画像の地図で説明すると、バスは、画像中央あたりの現在地から上に進み海沿いを左に進んで行きます。
佐井村は左にぐるっと回った地図の一番左の中央付近。
遠回りに感じますが、そのルートしかありません。
車を運転できる方は、下北駅付近でレンタカーを借りていくのもありです。
北海道から行った方が早いルート
青森県の主要駅から向かうより、実は北海道から行った方が早いです。
【函館港】⇒津軽海峡フェリー90分⇒【大間港】⇒下北交通(バス)20分⇒【佐井村】
飛行機でも、例えば函館空港を利用し、函館港までバスで向かい、フェリーに乗ってゆったりと青森入りをした方がスムーズな旅ができます。
ただし、フェリーは1日2本しか運航していないので、時間とプランを確認する必要があります。
行きにくいけれど魅力がある佐井村
これだけ時間をかけても行く価値があるくらいの絶景と美味しいグルメがある佐井村。
ただし、事前にチェックしていただきたいのは、各公共機関の時間の確認です。
乗り換えのタイミングでかなりの待ちぼうけになってしまったり、向かう時間によってはもう遅くて向かえない場合もあります。
その辺に気を付けて行っていただければ、最幸の旅になるはずです。
佐井村の願掛け岩までサイクリング!
下記の記事は、仏ヶ浦から帰ってきた時に、たまたま、レンタサイクルをすすめられ、せっかくの機会だから!と、絶景を目指して行ってみた記録です。
毎度毎度、思いもよらないけれど、素敵な旅となりました。
ぜひ参考に、読んでみてください。
行ったことを自慢したい絶景「仏ヶ浦(ほとけがうら)」
佐井村のフェリーターミナルから観光船で20分程
佐井村辺りは潮が速いようで、観光船は結構とばしている様子で進みますと、仏ヶ浦に行くことができます。
トップ画像が仏ヶ浦です。
自然が創り出す景色と自然の恵みがつまった佐井村と仏ヶ浦、行くのは少し不便があるけれど、とても魅力的で、一度は見てもらいたい絶景でした。