石川県、加賀温泉駅から各駅停車で1駅隣にある粟津(あわづ)駅。
粟津駅から、バスで15分ほど進むと、粟津温泉はあります。
この記事では、小松市にある粟津温泉をご紹介します。
旅行に出かけると、美味しいものばかり!
つい食べすぎてしまう人は、粟津温泉の泉質は、必見です。
ぜひ、参考にして粟津温泉にお出かけくださいね。
小松市にある粟津温泉へのアクセス
粟津温泉がある場所は、加賀市ではなく、小松市になるために、加賀温泉駅から粟津温泉へのバスが、ほとんど連絡しておりません。
そのため、加賀温泉郷(片山津温泉、山代温泉、山中温泉)より、交通の便は少し不便ではありますが、粟津駅からのバスを利用します。
粟津駅から粟津温泉まで、徒歩ではかなり距離がありますので、バスを使った方がいいです。
粟津駅からバスが出ていますが、1時間に1本くらい、電車の本数も少ないので、時刻は事前に調べておいた方が良いと思います。
例えば、関西方面からサンダーバードで向かうと、加賀温泉駅で乗り換えて1駅なのですが、連絡が上手くなく、かなりの時間、加賀温泉駅で待つことになります。
粟津温泉で宿泊される場合は、宿泊先の送迎バスが加賀温泉駅まで来てくれることが多いので、送迎バスを利用するのがおすすめです。
タクシーだと20分くらいかかるので、予算としては3500円くらいでしょうか。4000円見ておいたらいいかもしれません。
加賀温泉駅からも粟津駅からも粟津温泉までは、どちらも同じくらいの距離です。
粟津駅に行くなら寄りたい絶品寿司屋「直又」
加賀温泉駅からではなく、粟津駅から粟津温泉に行く場合、駅前におすすめの寿司屋、直又(なおまた)があります。
JR粟津駅から徒歩2.3分ほどの場所にあります。
昼のオープンが11:30で、少し早い11:26頃にお店前に行ってみると、たまたまお店の方がいらっしゃって、お店に入っても大丈夫と案内していただきました。
営業時間前だったので、申し訳ないと思いながら入ったのですが、既に2組のお客さんがいて、もう食事をされていてビックリしました!!
地元のお客さんが通い、愛されているお店のようです。
地元のお客さんが多いお店は、美味しいに違いない!と、期待を胸に、並ランチを注文しました。
最初に出てくるアツアツの茶碗蒸しが美味しい。
昔のお寿司屋さんの茶碗蒸しという感じというか、手作りされている味というような感じです。
季節によって変わるかもしれませんが、しめじや銀杏が入っていました。
卵の感じがとてもよく、なめらかですっと口に入る茶碗蒸しでした。
もちろんお寿司も美味しく、新鮮で厚みのあるネタで、とっても贅沢な気分になります。
それに舟盛りお寿司に乗っているバランは、本物の葉のハランを包丁で作られたもののようです。
粟津駅は、加賀温泉駅から各駅停車で1駅隣です。
粟津駅から粟津温泉へのバスはありますが、本数が少ないので、事前に発車時刻はチェックしてからお店に入るようにしましょう。
九谷焼:くたにやき
九谷焼とは、呉須(ごす)と呼ばれる藍青色で線描きし、赤・黄・緑・紫・紺青の5色の絵の具を盛り上げて塗るのが特徴の焼き物で、山水や花や鳥が描かれていることが多いです。
色を使うのでとても華やかな印象があります。
この辺りは、九谷焼の地域なので、九谷焼の器で食事や飲み物がいただける場所が多いです☆
九谷焼が体験できる施設も、粟津温泉街にはいくつかありますので、ぜひ体験してみましょう。
粟津温泉の泉質
石川県小松市の粟津温泉。
粟津温泉は養老二年(718年)に開湯したというとても歴史ある温泉です。
画像は旅館、辻のや花の庄。
辻のや花の庄の温泉は、自家堀源泉のお湯です。
粟津温泉の特徴は各旅館が自家堀り源泉を持っているというところだそうです。
粟津温泉は、伝承1300年の法師という温泉旅館など、さまざまな温泉旅館があります。
泉質は旧名、芒硝泉(ぼうしょうせん)。
ダイエットしたい方に嬉しい!というサプライズみたいなお湯であります(笑)
法師さんの温泉情報をHPよりお借りしますと、
■泉質 ナトリュウム硫酸塩泉(旧)芒硝泉
■色 :透明なことが多いが、金属イオンによって黄褐色のものもある。
(法師の飲泉は無色透明)
■味臭:薬味。(法師の飲泉は美味しくいただけます。)
※メタケイ酸(H2SiO3)が多い。
皮下脂肪を燃焼し、血行をよくする。老廃物をへらし、美肌効果
■浴用の適用 慢性関節リュウマチ、慢性筋肉リュウマチ、神経痛、神経炎、慢性皮膚病、神経衰弱及びヒステリー、創傷、慢性婦人科疾患。
■飲用の適用 常習便秘、肥満症、動脈硬化症、高血圧、胆嚢炎、胆道炎、黄疸、肝炎、痛風、尿酸素質、糖尿病、痔疾、下腹部臓器の充血、頭部充血、蕁麻疹。
皮下脂肪を燃焼という表現がステキな温泉です。
大浴場も露天風呂も、どちらも溢れんばかりの源泉が流れてきます。
こちらは温泉を飲むことができる飲泉場です(法師旅館)。
※日本の温泉には、飲泉できる場所がいくつかあります。
飲泉すること自体はとても体に良いのですが、温泉によって注意事項が異なる場合がありますので、1日の規定量など、守って飲むようにしましょう!
さて、粟津温泉のお湯ですが、熱すぎることもなく、39度や40度。
入りやすい温度です。
その温度なら身体が温まらないのではないかと感じるかもしれませんが、そのようなことはなかったです。
身体が温かく、夜寝ているときもずっと温かさが持続するような、そんなお湯でした。
入った感じは、なめらかなお湯で、そんなに熱くなく程よく、長い時間入っていることができる温泉です。
ぜひ長い時間浸かってみてください。
辻のや花の庄
法師