祇園祭はいつ、京都のどこで開催されるお祭りと、寄っておきたい場所

京都市

この記事は、

京都祇園祭はいつ、京都のどこで開催される祭りか

についてお話します。

結構歩くので、運動しやすい靴で行くのがオススメだよ

日本三大祭りの1つ、京都祇園祭

7月1日から31日まで行われるとても華やかなお祭り、祇園祭。

日本三大祭りの1つで、京都祇園の八坂神社が主催するお祭りです。

八坂神社だけで行われる行事だけでなく、
約4km程離れた神泉苑での神事もあり、
広範囲で行われます。

祇園祭は当時、疫病が流行した京の都において、
災厄の除去を祈ったことに始まる行事です。

京都祇園祭というと、
出店が立ち並ぶ宵山の日が最も有名で、
多くの人が集まります。

1ヵ月間行われるので、
宵山以外に有名な行事は多くあり、
知れば知るほど、
どの日に行くのが一番いいのだろう!と迷います。

京都祇園が地元の方から「宵山が一番いいよ」と教えてもらい、
行ってみると、
「明日は、もっといいからおいでよー!」や、
「この日もすごくいい」と言われ、次々にお誘いがあります。

そのようなたくさんの行事がある祇園祭の楽しみ方はそれぞれで、
祇園祭を全部楽しみたい方は、長期滞在するのが最も楽しめるのではないかと感じます。

祇園祭の行事

祇園祭は八坂神社の神事であり、お祭りです。

八坂神社の行事はこちらで、毎年同じ日に決まった行事を行います。

1日〜5日 吉符入
1日 長刀鉾町お千度
2日 鬮取式・山鉾連合会社参
7日 綾傘鉾稚児社参

10日〜13日 鉾建(前祭)
10 日 幣切・神用水清祓式・高橋町社参・お迎提灯・神輿洗式

12日〜13日 鉾曳初(前祭)
12日〜14日 山建(前祭)
13日〜15日 舁初(前祭)
13日 長刀鉾稚児社参・久世稚児社参

14日〜16日 宵山(前祭)
15日 斎竹建・生間流式庖丁・伝統芸能奉納・宵宮祭
16日 献茶祭・豊園泉正寺榊建・石見神楽・宵宮神賑奉納行事・日和神楽

17日 山鉾巡行(前祭)
17日〜21日 山・鉾建(後祭)
17日 神幸祭・神輿渡御御出発式

20日〜21日 鉾曳初山舁初
20日 宣状式
21日〜23日 宵山(後祭)

23日 煎茶献茶祭・琵琶奉納・オハケ清祓式・日和神楽
24日 山鉾巡行・花笠巡行・還幸祭
25日 狂言奉納

28日 神用水清祓式・神輿洗式
29日 神事済奉告祭
31日 疫神社夏越祭


祇園祭の行事、1ヵ月続くだけあり、たくさんあります。

日によって行事の内容も変わってきます。

行われる場所は全てが八坂神社ではなく、八坂神社外での行事も多いです。

八坂神社の境外末社である又旅社で行われる行事は、
距離が3.6㎞程離れています。

八坂神社

八坂神社は京阪電車祇園四条駅、又は阪急電車河原町駅から歩いていける場所にあります。

いつも参拝客が多い八坂神社ですが、祇園祭の際はいつもよりも参拝客の方々が増えます。

人が多いのも、本殿やお守り、御朱印が人気で、その回り(摂社など)はあまり人がおらず、ゆったり回ることができます。

八坂神社についてはねねの道〜円山公園〜知恩院〜八坂神社〜祇園のぷるこちゃんにて詳しく書いています。

西利ぎゃらりぃ

祇園四条駅から八坂神社に行く間の祇園商店街(アーケード沿い)に『京漬物 西利』という漬物屋があります。
ここは2階で西利の食事処があり、3階と4階はギャラリーになっていて、
4階のギャラリーで毎年7月の1ヶ月間、祇園祭のミニチュア鉾やちまきなどを展示していらっしゃいます。
このギャラリーがとてもよかった。

山鉾は、カタチや表現が違う34基があります。

各山鉾それぞれに、ストーリーがあります。

昔から伝わるストーリーを鉾で表現している一つ一つの話が興味深くて面白い。

祇園祭のことをあまり知らない人でも祇園祭のことが勉強できて、
先にこのギャラリーに入っておくと、ちょっとした知識を持って、祇園祭の鉾を観ることができます。

お漬物屋の西利さんですが、お菓子の『ぷっちょ』とコラボして『しば漬けぷっちょ』というものが販売されていました!

なんとも不思議な組み合わせでしたが、食べてみると普通に食べることができるしば漬けぷっちょ。

山鉾めぐり

山鉾が集まっているエリアは、八坂神社や西利ぎゃらりぃのある場所から少し離れています。

阪急電車の烏丸駅が近くて、駅付近にたくさん集まっているというイメージです。

祇園祭は、前祭と後祭で鉾が違うので、
観たい鉾が実は後祭の鉾なのに前祭りに行ってしまったら、
観れないという場合もあるのでご注意を。

前祭り後祭りの山鉾は毎年変わるので、
観たい山鉾がある方は事前に確認しておく必要があります。

笠鉾MAPがあります。

見つけたらもらっておいた方が良いです。

毎年7月に行なわれる祇園八坂神社の祭『祇園祭』

又旅社

八坂神社境外末社の又旅社は、かつて平安京の広大な庭園『神泉苑』の南端に当たる地に設けられたとされています。

神泉苑ではかつて、疫病が流行った際、
当時の国の数であった66の鉾を立て、祇園社より神輿を迎えて祈祷を行いました。

これが今の祇園祭の起源とされていて、又旅社では23日にオハケ清祓式が行われます。

当時は広大だった神泉苑の敷地も1/10ほどになりましたが、又旅社から歩いて5分ほどの距離にあります。

山鉾が集まっている場所のあたりから又旅社までは、大体1kmと少しの距離ですが、八坂神社から、この又旅社に行こうとすると3.6kmほどあります。

八坂神社から移動する場合は公共交通機関を使うのであれば、阪急電車の河原町から大宮駅(2駅)に乗り、そこから歩いて向かうのが一番便利です。

歩くのが苦でなければ徒歩移動もオススメします。

行くまでに錦市場商店街やアーケード街がとても多いエリアです。

又旅社があるのは、商店街の中、
三条会商店街という商店街になります。

三条会商店街にも、他の商店街も喫茶店、カフェが何店舗かあります。

又旅社に早く着きすぎた場合など、涼みながら時間を過ごせる場所も多いです。

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