京都市北区の大徳寺へ、
京阪電車、本線の終点『出町柳』駅から散歩がてらに歩いてみました。
距離は片道、3キロ、なかなか長いので、歩くのが好きな方に☆
まず出町柳駅を降りたら5番出口を出て、
鴨川沿いの大きな橋を渡ります。
(河合橋と出町橋の2つの橋を渡る)
この辺りは、2つの川が1つの川(鴨川)になるところで、京都府立鴨川公園となっています。
出町橋を渡ったらすぐに右に入り、川沿いを進みます。
川沿いはずっと遊歩道が続いていますので、遊歩道沿いを歩くのはとても気持ちがいいです。
遊歩道を歩いて、2つ目の橋(出雲路橋)で、道に上がって、左の信号を渡り、信号を渡った前に続く道をひたすら歩きます。
道を曲がって川から離れる道は『鞍馬口通』。
鞍馬口通の京都の街並み、途中にお寺があったり、喫茶店やカフェ、おしゃれなパン屋もあるので、寄り道スポットがいろいろあり、楽しいです。
京都は美味しいパン屋が多いと有名ですが、お洒落なパン屋をたくさん見かけました🎵
ここは863年に創建された『上善寺』。鞍馬口通を歩いてすぐにあります。
蔵馬口地蔵が祀られており、『六地蔵めぐり』として有名なお寺だそうです。
そしてこの上善寺には『禁門の変』(幕末)で亡くなった方の『長州人首塚』があります。
上善寺を出て鞍馬口沿いを進むと、こちらは『閑臥庵(かんがあん)』という名前の黄檗宗の禅寺があります。
十千十二支九星を司る総守護神が祀られているとのこと。
京都の宇治市に『黄檗山萬福寺』がありますが、黄檗山萬福寺の6代目の禅師を招いて1671年に開山されたとのこと。
拝観もできて、京懐石普茶料理を食べることができるそうです。
普茶料理とは、日本三大精進料理の一つで、日本の精進料理の中華風という色鮮やかで華やかなお料理です。
普茶料理は大勢で、お茶とともに楽しむ料理とのことで、閑臥庵からは2名からの予約だそうです。
閑臥庵を出て、さらに鞍馬口通をまっすぐ進んでいると、烏丸通という大きな通りにあたりますが、ここも越えて直進。
そうすると同じ方向に走っている、大きな『紫明通』と『堀川通』の交差点で、自分が歩いてきた『鞍馬口通』も合わさった、複雑な交差点に出会います。
ここも直進するのですが、複雑なので、どの道なのか一瞬まどわされます。
『堀川紫明』と書いてある標識がある信号の道を進むと、『鞍馬口通』の道沿いを歩くことができます。
『堀川紫明』の信号を渡り、少し進んだところに、喫茶店と金光教の施設があるところを右折します。
ここは『猪熊通(いのくまどおり)』。
京都は名前のついている道がたくさんあります。
『猪熊通』沿いを歩くと、『玄武神社』があります。
『玄武神社』は、文徳天皇の第一皇子、惟喬(これたか)親王が祀られていて、
守護四神(青龍、朱雀、白虎、玄武)の1つである『玄武』、
北面の鎮護神の神社だそうです。
玄武神社の中にある、稲荷神社側に、猪熊通に出る数段の階段がありますが、
そこを降りて正面を見てみると、小さな小路が。
そこをまっすぐ進むと『若宮神社』があります。
この、正面に若宮神社がある道を、右に進むと『北大路通』。
この地点から『北大路通』は見えています。
この通りに出て、左を見ると、『大徳寺』です。
距離は長いのですが、途中にいろいろあって、退屈しない道でした。
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