この記事は、
上野恩賜公園の目の前にある東京国立博物館の周りの散歩道
についてお話しています。
上野恩賜公園、上野恩賜公園内にある不忍の池については別記事にてお話しています。
公園の周りもいい散歩道だったのでここで紹介したくなったよ
黒田記念別館から
黒田記念別館入り口を正面にして右に曲がり進むとすぐにある建物は、国際子ども図書館です。
子ども図書館は子供達のための図書館ですが、大人も入ることもできます。
カフェもあり、利用可能。
他、飲食スペース、授乳スペースも設けられていて、
子供だけでも、お子さん連れのお母さんにも優しい図書館です。
一般向けに毎週火曜日と木曜日の14時から、子ども図書館のガイドツアーがあります。
事前に電話予約が必要で、所要時間は45分から1時間。
子ども図書館の道を挟んで向い側、右には東京国立博物館があります。
東京国立博物館は日本で最も長い歴史を持つ博物館です。
展示館は全部で6館あり1日ですべてはまわりきれないのではないかという程。
疲れたらカフェやレストランがあり、1日中過ごすことができます。
寛永寺
しばらくずっとまっすぐ進むと突き当りに、寛永寺があります。
寛永寺は1625年、
徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、
江戸城の鬼門にあたる上野の台地に創建。
今の上野公園も当時は寛永寺の境内だったとのこと。
寛永寺を正面に右手、東京国立博物館沿いを歩きます。
(↓右手の柵の中が東京国立博物館)
この道は、正面には東京スカイツリーが見え、左側には寛永寺の霊園があります。
桜の時期はたくさんの桜が咲きます。
さらに国立博物館沿いにとにかく歩きます。
国立博物館沿いに、途中、右に曲がります。
ここは、お寺が並んであり、寺と国立博物館に挟まれた道を散歩します。
ずっと進んでいくと上野恩賜公園に戻ります。
写真中央、木の奥に見えている建物が国立科学博物館で、右に見えているものは巨大なクジラのオブジェの尾の部分です。
国立科学博物館は1877年創立。
日本館と地球館があり、人間や動物や地形はどのような歴史を経て今に至っているかを展示している。
カフェもあるので、休憩もできます。
この道を渡らずに右手に曲がると、寛永寺の旧本坊表門(黒門)の輪王殿。
この辺寛永寺の敷地がたくさんあります。桜の時期、とても美しいです。
他の場所より人が少ないので、ゆっくりした気持ちで過ごすことができます。
輪王殿は、多目的な会館として建築された建物。
2つの会場があって、現在も式場として利用されています。
輪王殿を道沿いに通り過ぎると、次は東京国立博物館の正面入口となります。
広い東京国立博物館。
ここが正面入り口です。
入り口を正面にして、真後ろには上野公園の入り口と噴水があります。
先程のクジラのオブジェがある国立科学博物館は、
東京国立国立科学博物館を左手に道沿いを歩いていき、上野公園に入ると、正面入口があります。
上野公園噴水広場
噴水はたくさんの人達の憩いの場。
上野は秋葉原も近いので、秋葉系と呼ばれる人たちが、ライブ応援のダンスを練習していたりする時もあり、
役者のタマゴさんたちがチャンバラの練習をしていたりして、
いろんな文化が混ざり合った面白い憩いの場です。
また、噴水の奥では、定期的にいろんなイベントを開催するので、それも面白い。
陶器市、地方の食市、飲んで食べるイベント、ダンス会、錦鯉評論会などなど、たくさんあります。
この場所を通り左に曲がると、国立西洋美術館と東京文化会館があります。
西洋美術館は並んでいる人が常に多いイメージ、
文化会館前ではたまに吹奏楽部の学生達が演奏してくれたり、
と、楽しくにぎやかな場所です。
そうして上野駅に到着。
信号を渡るとすぐに上野駅の公園口ですが、その信号を渡らずにまっすぐ、すぐのところにある歩道橋を上がるとパンダ橋。
上野駅のパンダ橋改札になりますが、パンダ橋からの方が利用する人が断然少ないので、おススメ。
電車好きな方がここから電車を撮っていたりします。
あとこのパンダ橋を渡る前に右に進み左に曲がると、上野の森美術館があり、
上野恩賜公園は美術館や博物館も充実している公園です。
少し長めに上野で滞在し、美術館や博物館を巡る芸術旅行という計画も素敵です。