和歌山県【東牟婁郡】本州最南端にある町、串本町

串本町

和歌山県の東牟婁郡にある串本町。

和歌山県の串本町は、実は本州の最南端にある町です。

太平洋を元気に泳ぐ魚、最南端の場所で太平洋を眺めることができます。

串本へは大阪の天王寺から3時間、JR『くろしお』に乗って到着します。

串本方面に行くときは『くろしお』が海沿いを走るために(進行方向、右側が海側です)、

とても眺めが良い電車旅を楽しむことができます。

そして、海沿いにある宿泊先もオススメ♪

海沿いにあるホテルに宿泊した際、部屋から海をぼーっと眺めていると、エイがひょっこり顔を出していたりします♪

海の景色、海の生き物が大好きな方にはおすすめの串本町。

スキューバダイビングも串本は有名だそうですので、是非一度、串本の海をダイビングしてみてください☆

国の名勝・国の天然記念物『橋杭岩』

橋杭岩(はしぐいいわ)は、JR串本駅から歩くと20分ほどで着きます。

道は一本道なので場所はすぐにわかります。

バス(乗車時間3分程)も出ていますが、本数が少ないので、タイミングが合えばいいですが、あまり期待せずに行くのがいいと思います。

橋杭岩は『吉野熊野国立公園』に指定されており、串本から歩くと、『吉野熊野国立公園』を通って橋杭岩に行けるので、歩くのにいい散歩道です。

紀伊大島に向かって、850mほどの距離に岩が立ち並び、それが橋の杭のように見えるとのことで『橋杭岩』と呼ばれるようになったとか。

『国の天然記念物』『国の名勝』の指定を受けていて、『日本の朝日百選』の認定も受けている場所です。

せっかくなので、串本で宿泊される際は、ちょっと早起きして朝日を観に行ってみるのはいかがでしょうか。

串本町の目の前に見える紀伊大島

串本町の海側から正面を見ると少し行った先に見える島、紀伊大島があります。

ここも住所は串本町になり、紀伊大島と本州は『くしもと大橋』で繋がっています。

歴史の教科書で習ったことがあるかもしれませんが、1890年に起きた『エルトゥールル号遭難事件』は、この紀伊大島沖で起きました。トルコからの船がここで遭難してしまい、紀伊大島の漁師達が遭難した人々を助けたのです。

トルコは親日国と聞きますが、この『エルトゥールル号遭難事件』がきっかけだったようです。

現在、紀伊大島には、『トルコ軍艦遭難者慰霊碑』と『トルコ記念館』があります。

1870年(明治3年)に点灯した日本最古の石造りの灯台、樫野崎灯台も紀伊大島にあります。

最南端の町、串本町の最南端の地!潮岬!!

潮岬は、本州最南端の地。台風が来るとき等、よく中継で出てくる和歌山県潮岬は、この本州の最南端の地なのです。

潮岬は『串本駅』から、コミュニティバス(潮岬線)が出ていて、20分程で着きます。

潮岬は、観光タワーや公園になっており、太平洋をのんびりと一望できるとても贅沢な場所。

行き交う大型船を見るのも、珍しいのでずっと見ていられます。

本州最南端の地で、大自然を感じることができる場所です。

串本町のグルメ

港近くを訪れる際、地魚を出してくれるお店での食事が最高級に贅沢な気分にさせてくれます。

地魚を出してくれるお店はたくさんあり、各地でそのお店を調べて行くのも楽しみの一つ。

串本町のグルメといえば、やはり太平洋の海の恵みでしょうか。

地魚といただくと、普段食べていた魚と全然味が違うので感動しました。

カツオ・まぐろ・伊勢海老・アワビ・サザエ・トビウオ・きびなご・姫ひじき…

この写真のお店は、和歌山県の南(本州最南端に位置する潮岬がある場所)、『串本(くしもと)』から、徒歩10分程の海側にある『松すし』。
ここは天然の地魚、とれたての魚を、美味しい料理で出してくれるお店です。

これはお昼の定食♪
豪華!

地魚を食べると、今まで食べてきた魚の味と違うので、衝撃を受けます。

これが天然の美味しさ。感動です。

『今まで食べてきた魚はなんだったんだ・・・』っと思ってしまうのでありました。

ゾウリエビ

こちらはゾウリエビというエビ。

エビにはいろいろと種類があって、この手のエビはとっても美味しいです!!

他はウチワエビやクツエビなど・・・

ただいつもメニューにあるわけではなく、その日の捕れた美味しい海の幸をいただくことができます。

ちなみに串本という地域は、伊勢海老もよく捕れる地域だそうです。

こちらはクエ。「先ほど、潮岬近海で泳いでいました♪」って⭐︎
天然です。写真左下、横たわっているのはクエで、9キロもあるそうです。
(右の大きな魚がこのクエ)
クエの皮を揚げたものやお寿司をいただく。
とっても贅沢です!!

現地でとれた自然の恵みを食べる事ができるのが、旅の魅力の1つです。

目の前は海、そして本州最南端ということで、串本に行くならば、太平洋で元気に泳いでいる地魚を是非、食べていただきたいものです。

串本町の隣町、すさみの発祥『イノブタ』をいただく

こちらは串本町のレストラン『サンドリア』さんで、以前いただいた『イノブタの焼肉丼』

(現在はイノブタのハンバーグとイノブタのメンチカツなどのメニューがあります。)

『イノブタ』とは『雌のブタ』と『雄のイノシシ』を交配した雑種のこと☆

串本の隣町に『周参見(すさみ)』という地域があるのですが、このすさみの町は『イノブタ』の発祥地。

すさみ町のイノブタは、長年の研究から、、一代雑種にこだわっています。

イノブタをもっと知ってもらおうと、周参見には『イノブータン王国』があり、そこでは毎年5月に『イノブタレース』という珍レースが行われていて、とてもかわいいらしいです。

周参見では、昭和45年3月8日に初めてイノブタを誕生させます。
その後、昭和49年より公の機関としては全国に先駆けて農林省の総合助成を受け、イノブタの試験研究をされているとのこと。

ところで、『周参見のイノブタ』は、長年の研究の中からベストの組み合わせとして、雌ブタ(デュロック種またはバークシャー種)と雄イノシシを交配した一代雑種(F1)を推奨し、一代雑種にこだわっているそうです♪

★関西地方は、神戸牛・松坂牛等で代表される牛肉の著名産地が多く、ややもすれば「ブタ」と名が付くだけで低位なものと思われがちでしたが、そんな固定観念を打ち破る品質だと自信をもっておすすめできるお肉です★

★あっさりしていて臭みがなく、癖がない中にも風味があり、
肉色は赤みが濃く、どちらかといえば牛肉に似ている。
豚肉に比べ適度な歯ごたえがあり、保水性が良く肉汁の漏出が少ない。
特に、脂身は甘くコクがあり、口の中でとろけるような滑らかさです。★

っと『南紀・すさみ イノブータン王国』っと言う、子イノブタの可愛い写真で癒されそうなHPにはそう書いておりました。

イノブタを見たいという方は『イノブータン王国』に行ってみてもいいかもしれません。

電車ならば『見老津』という駅から車で11分。串本から車ならば40分くらい時間はかかるようなので、ちょっと遠いかもしれませんが。

そして『サンドリア』の『イノブタ丼』☆

まず『サンドリア』というレストラン!
ファミレスみたいな外観なので、
『味もファミレスかぁ(>人<;)』っと言うイメージでお店に入ったんですが、
このお店、結構美味しいかもです!

食材にこだわりがあるお店でした。

人は外見で判断してはいけない!っと言うのは、まさにこのこと!!!
(意味違いますね(^◇^;)笑)

イノブタを見たいという方は『イノブータン王国』に行ってみてもいいかもしれません。

電車ならば『見老津』という駅から車で11分。串本から車ならば40分くらい時間はかかるようなので、ちょっと遠いかもしれませんが。

すさみの『イノブタ』。どんな味が一度味わってみるのもその地域での楽しみでもあります。

南紀・すさみ イノブータン王国 – 和歌山県すさみ町を領土とするミニ独立国「イノブータン王国」へようこそ。

他にも♪絶品地魚をいただいた地域⭐︎

【青森県・下北半島】佐井村・仏ヶ浦
青森県、日本地図で見ると、右側に突き出している半島が下北半島です。 下北半島の一番北にある町・漁港は『大間漁港』で、『大間のマグロ』と言ったらわかる人も多いのではないでしょうか。 その大間からバスで20分ほど南へ進むと『佐井村(さいむら)』

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