【愛媛県】八幡浜市にある黒い商店街は個性あり面白いスポット

八幡浜市
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愛媛県八幡浜市、八幡浜駅から徒歩15分程の場所に街の商店街があります。
名前は銀座商店街・新町商店街という名前があるのですが、黒い商店街と呼ばれています。

黒い商店街についてレポートします。

八幡浜駅から黒い商店街へは大正湯を目指す

大正湯の外観。上は宿泊できるようになっているらしい。

小さいけれど、人気の銭湯。

黒い商店街を上から見ると、逆T字のようなカタチになっています。
八幡浜に2つしか残っていないという銭湯の一つ、大正湯の方から少し入ったところに見える銀座商店街という入り口。

黒い商店街の入り口です。
八幡浜駅から黒い商店街に向かう際にはまず大正湯を目指します。

黒い商店街近くにある総鎮守八幡神社

大正湯の前の道を歩き、すぐの突き当たりを左へ曲がると、八幡神社という神社があります。
日本各地に八幡神社がありますが、こちらの八幡神社は、全国の八幡神社の中で4番目に古いそうです。(717年創建)

また、八幡浜という地域の由来になったのが八幡神社と言われています。
なかなか急な階段を上りますが、八幡浜の景色を展望できる場所もあり、とても良い神社です。

八幡神社のすぐ隣にあるのが銀座商店街の入り口。
ここが黒い商店街の入り口です。

ちなみに、銀座商店街の反対側の入り口はスーパーホテルやパチンコ店がある近くです。

銀座商店街の端から端で、途中に曲がるT字路(商店街としてはT字路だけど、道としてみると十字路の場所がある)の部分から、新町商店街になります。

八幡浜の黒い商店街は二宮忠八翁生誕の地

さて、大正湯側の八幡神社近くから入ると、左手に「二宮忠八翁生誕の地」の石碑があります。
二宮忠八(1866-1936年)は日本の航空機の父と呼ばれていて、出身が八幡浜の銀座商店街だそうです。

世界初の飛行機パイロットとして、1903年に世界初の有人動力飛行に成功したとアメリカのライト兄弟はとても有名な歴史。
当時の日本にはそのニュースがすぐに入って来ず、二宮忠八は知らずに飛行機の開発に力を注いだそうです。

5年以上経過して、ライト兄弟の飛行機を新聞で知ったことがきっかけで、飛行機の開発から離れてしまったそうですが、技術的に正しい内容で開発を進められていました。

飛行機が発明されて以来、航空事故が多発するようになりました。
二宮忠八は京都府の八幡市に飛行神社を設立しています。

黒い商店街の雰囲気

商店街の雰囲気

黒い商店街は営業しているお店もありますが、シャッターが閉まっているお店も多い印象。
そして営業しているお店は個性的があってとてもよいイメージがあります。

トップ画像になっている巨大な学ランとセーラー服の制服屋も黒い商店街の中にあります。
かなり大きいのでぜひ探してみてください。

商店街には黒いポストもあります。
黒いものがいろいろなところにあり、工夫がある印象です。

黒い商店街で毎月8日に開催される八日市

黒い商店街では、毎月8日に『八日市』を開催しています。
和菓子屋さんが和菓子を出していたり、シーズンにはみかんがずらりと並んだり。

愛媛県と言えば、今治タオルですね!
八幡浜市と今治市は距離はありますが、今治タオルも安く手に入れることができます。

商店街以外からも出店されていそうなお店もあったりするので、8日に八幡浜に行く人は、特に午前中、黒い商店街に寄ると掘り出し物があるかもしれません。

黒い商店街でおすすめしたい黒いメニュー

真っ黒です!黒光りしています。

黒い商店街だけに、商店街にあるお店では、黒いメニューが用意されているお店も多いです。
詳しくは商店街の中に設置されているブラックリスト(という商店街の案内本)をご覧ください。

ブラックリストに載っているお店は、必ず1つの黒いメニューを用意されています。
ブラックリストに掲載されている、黒い商店街のちょうどT字路あたりにある、モンブランという名前の喫茶店(1978年喫茶営業開始の老舗)。

モンブランでは、竹炭で作った黒いヨーグルトというメニューがありました。
味はおいしい逸品でした。

ウインナーコーヒー。生クリームが入っているのは、ゆで卵の容器!?

同じお店、モンブランでウインナーコーヒーを注文してみると、ボリュームあるクリームが出てきたのでおもしろいお店なのかもしれません。

甘甘日和でみかん王国のみかんを配達☆

商店街の巨大制服がある方の道から終点へ抜けてまっすぐ進むと、大通り沿いに「甘甘日和」という名前の施設があります。

にしうわ(この八幡浜の地域名:西宇和)のJAの特産センター。
シーズンにはみかんがずらっと並びます。

八幡浜のみかんは愛媛県の中でも美味しいと有名です。
八幡浜の中でも地区がさまざまあり、それぞれのブランドがあります。

甘甘日和では、地区それぞれのみかんの購入や配達ができます。
特に配達したい人にはここはよい場所です。

よく見ると、みかんに紛れて他のフルーツも。
八幡浜はみかんだけでなく、他のフルーツもおいしいのです。

ちなみに八幡浜のみかんは、真穴みかん(真穴地区)・日の丸みかん・川上・合田など、他にもいろいろあります。

真穴みかんと日の丸みかんは特に有名なので、よく目にするかもしれません。
(どちらも美味しいけれど、味比べすると味の個性が若干違うので、面白いです。)

黒い商店街を抜けた温泉「みなと湯(黒湯)」

甘甘日和の入口を背にすると、正面の大通りを挟み斜め右前の方に「みなと湯」という温泉施設があります。
比較的新しい施設で、駐車場も広く施設も広いです。

みなと湯の温泉はモール温泉で、地下950mから湧出したとのこと。
モール泉という泉質は植物性の有機質を含む温泉で、ヨーロッパにはよくあるらしいですが、日本ではかなり珍しい温泉です。

黒い商店街の名前は、みなと湯のモール泉のことを黒湯と呼ぶことに由来したそう。
大変珍しいお湯とのことなので、温泉好きとしても入ってみたいと行ってまいりました。

みなと湯館内の様子

みなと湯の入口

入り口からすぐの場所に券売機があるので、購入し受付してもらうという流れです。
浴場の様子はご用意できませんが、新しいので綺麗な施設です。
内湯と露天風呂があり、洗い場は広く20人ほどは常に使えそうな空間でした。

入り口を入って、まず、靴をここに入れて入ります。
お風呂から上がったら、ゆっくりできる休憩スペースがありました。
このような休憩場所もあり、入浴後も寛げるスペースが結構あります。

八幡浜の黒い商店街を楽しもう

八幡浜の黒い商店街の雰囲気をお伝えしました。
黒い商店街のブラックリストにあるお店で、黒いメニューを楽しみ商店街歩きをするのがおもしろいです。

日本という1つの国だけど、地域が違うとそれぞれ違う文化の発見があります。
黒い商店街も八幡浜という地域の1つの魅力を感じました。

ぜひ黒い商店街で地域の文化を楽しんでみてくださいね。

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