伊方町はリアス海岸が40km続く愛媛県の最西端にある地域です。
佐田岬半島にある地域で、佐田岬半島全てが伊方町になり、端から端までは50km程。
実は、日本一、細長い町でもあります。
最西端にある岬からは九州の大分県が望め、フェリーだと1時間程で九州に着く距離。
西側には宇和海が広がり、北側は瀬戸内海が広がり、宇和海と瀬戸内海からの風がビュンビュンと吹く風の通り道で、細長い伊方町には風車が50基ほど連なっていて、迫力があります。
(結構風が吹くので一枚羽織れるものがあると良いと思います。)
食べ物も海の町なので、魚介類が豊富。
じゃこ天が有名な愛媛県。伊方町はその原料になっているしらす漁が盛んで、釜からあげたばかりのしらすや生のしらすなど、もちろんじゃこ天も食べることができます。
あと、お隣八幡浜市はみかん大国。こちらの伊方町でもみかん畑が多いです。
アクセス
公共交通機関は電車が走っていないので、バスになります。
バスは『三崎行き』のバスが、松山駅(3時間乗車)と八幡浜駅(1時間乗車)から出ているので、そちらに乗ります。
※伊方町はとても細長く、最初が伊方、次に瀬田、その次に三崎という地区に分けていて、最後の三崎地区まで行くのにおおよそ上記の時間がかかります。(伊方町は端から端まで50kmある。)
佐田岬灯台
佐田岬灯台は四国最西端の地。
佐田岬灯台正面の方角に見える海は瀬戸内海で、大きく広がる陸は九州。
佐田岬の30kmがもう九州で、とても近く見えます。
九州を真前にして、右手の方は本州。
海は瀬戸内海です。
そんな佐田岬はまさに風の通り道。
伊方町に行くのならば、一度は行っておきたい場所。
佐田岬灯台公園については詳しくレポートしたのでよければ併せてご覧ください⬇︎⬇︎⬇︎
はなはな
三崎のバス停から徒歩3分程の位置に『はなはな』と言う、2020年にできた新しい施設があります。
こちらは、道の駅の港版、みなとオアシスに指定されている施設なので、伊方町に行く際は訪れておきたい場所。
風の通り道の町だからか、風がビュンビュンと抜ける通り道があるようなデザインの建物です^^
こちらでは伊方町地域の観光案内所や地域情報発信、ごはん、カフェなどの飲食店、物産展などがある施設。
観光案内所とは別になりますが、地域情報発信されている佐田岬ギャラリーではゆっくり休憩もできるフリースペースのようになっていました。
物産展では、伊方町の海で獲れたばかりの魚介類、
しらす漁が盛んで、新鮮美味しい、しらすもたくさんあり、
みかんジュースやみかんの加工品、など色々あります。
お食事は、しらすにいたしました。
しらす食堂についてはこちら⬇︎⬇︎⬇︎
観光案内所は外に出たところにあります。写真左⬇︎
三崎港フェリー乗り場
三崎港フェリー乗り場は、はなはなの隣にあります。
フェリーの行き先は1ヶ所のみ。
大分県の佐賀関港へ行きます。
佐賀関港までの距離は31kmで、70分で到着します。
伊方町を楽しんだら、この三崎港から佐賀関港へ渡り、大分県を旅するというコースもおもしろそうです。
道の駅 伊方きらら館
三崎地区から少し離れた伊方地区に道の駅・伊方きらら館があります。
みかんを始めとして、その他の加工品など、町の特産品があります。
レストランはありませんが、
熱帯魚に餌をあげることができる水槽があって、子供はもちろん楽しめて、大人も癒される空間です。
餌をあげて熱帯魚が集まってくる(当然なんですが)のが、とても癒される・・・
そして売り物ではないですが、おそらく道の駅の方の手作りのみかん家系図というものがあり、それが勉強になる。
せっかくみかん王国に来たのだから、そういう知識も知りたいという心をくすぐる作品です。
そして、エレベーターがあり、そこに乗ると、展望デッキもあって、
とても広い施設ではないけれど、ちょっと立ち寄ってちょっと楽しい施設。
伊方町から松山方面、八幡方面へ帰られる方、帰り道(メロディーライン沿い)に伊方きらら館はありますので(巡回バスも停車します)、伊方町からの帰り道にでも寄ってみたい道の駅です。