日帰り内子町が一泊することになり、泊まらせていただいたゲストハウスオーナーに、
「明日、五十崎(いかざき)町まで行ってみて♪」と提案していただき、
自転車を借りることになり、行き道もバッチリ教えてもらったので、次の日は、五十崎町へサイクリングすることとなりました⭐︎
前日の話⭐︎
内子町から五十崎町へ
宿泊したゲストハウスは内子町の『八日町・護国町並』にあるので、そちらから出発!
自転車に乗って歴史ある町並みを走り抜けるなんてちょっと贅沢な気分だ⭐︎っと思いながら♪
昨日オーナーから教わった道を進みます。
まずはこちらの橋を渡ってまっすぐ。
※こちらの高架はくぐらずに、手前を右に曲がります。
すると、車通りもほぼない、小田川沿いの静かな道に出ます。
この小田川がとても美しくて気持ちがいい⭐︎
これはこの道を通る人にしかわからない景色だなぁと思いながら、車も走ってなくて、人ともすれ違わなかったので、のんびりサイクリング。
道をまっすぐ進むと、五十崎(いかざき)町です。
天神産紙工場(大州和紙会館)
天神産紙工場という大州(おおず)和紙会館にやってきました。
ここは喜多郡五十崎町。『大州』という地名は、隣に『大洲市』があるけれど、『なぜ大州和紙会館というのだろう?』と思っていたら、ここ五十崎町は今は大州市ではないのですが、昔は大洲藩領であったそうです。
ここで『大州和紙(伝統工芸)』を作っていて、工場も見学できるとのこと。
早速、見学させてもらうことに♪
和紙の工場なんて初めてだ♪とワクワク⭐︎
こちらで働かれている方は女性の方がほとんどでびっくりしました。
昔、和紙などの紙を作るのは女性の仕事だったそうです。
こちらの天神産紙工場では、書道の半紙や障子紙など取り扱っていらっしゃって、平日は予約制で『紙漉き体験』もできるそうです♪
工場の向かいには、大州和紙製品がたくさんある販売店があります。
そして、五十崎は『いかざき大凧合戦』が有名で(毎年子供の日に開催)、天神産紙工場の近くに『五十崎凧博物館』があります。日本各地と世界各国の凧も展示されているようで、凧と和紙の文化に触れ合うことができる拠点とのこと。
目指すは折り紙作品の自動販売機!?
そして『おりがみ作品の自動販売機』が五十崎町にあるとのことで、探してみることに。
行き道が複雑と聞いていて、場所だけ教えてもらい、道はほぼほぼ探検みたいなカタチで迷いながら行きました!笑
自然もたくさんある風景、素敵です。
グルグル回りながらも折り紙作品の自動販売機に到着!!ほんとにありました!
折り紙の自動販売機は岡野商店の前に置いてある、自動販売機。
昔、活用されていた、たばこの自動販売機を今は使わなくなっていたそうなのですが、この辺り、夜道が暗いので、明かりが欲しいとの住民の方々からの要望があり、
五十崎は和紙の町、
使わなくなった自動販売機に(和紙は値段が張るので、)折り紙の作品売ってみたら面白いのでは?というアイデアから、自動販売機に折り紙の作品が売られるようになったというエピソードがあるそうです。
私も10円で販売されている『おはじき』を購入。
100円ではなく、10円です♪
自動販売機の目的地にたどり着いた私は、帰路へ。
内子町まで戻ります⭐︎
帰り道もなんだかまた迷ったのですが笑、とてものどかで素敵な町並みを楽しみました。
吊り橋『からり橋』のある知清公園
五十崎町を出て、内子町の『道の駅フレッシュパークからり』から小田川を挟んだ向こう岸にある『知清公園』。
帰り道だったので自転車を降りて、歩いてみました。
自然が豊かで、小田川はやはり綺麗ですね♪
河川敷にも行けます。
知清公園は知清橋からからり橋まで続く細長い公園です。
この『からり橋』を渡ると、道の駅『フレッシュパークからり』があります。
蕎麦・つみ草料理『下芳我邸』
さて、ゲストハウスに無事戻りまして、自転車を止め、荷物を取って帰るのですが、
お昼ご飯はここで食べたいなぁ♪っと思っていたお店に入りました⭐︎
蕎麦・つみ草料理『下芳我邸』。建物は築140年とのこと。
つみ草料理というのは旬の野の草花を食材としたお料理で、建物もお料理も気になりお邪魔いたしました。
『つみ草料理』について、メニューには、衛生面や野の食材がなかなか手に入らなくなってしまい、時と共に料理が現在のようなスタイルになってしまったとのことでしたが、
『野遊び弁当』、美味しくいただきました⭐︎
当時の『つみ草料理』がどのようなものだったのかがとても気になります。
また、中庭を通っていくお手洗いも素敵なので、是非利用してみて下さい☆
そして、2階にはギャラリーがあるとのことで覗いてみました。
すると、内子のものがたくさん並んでいて、ギャラリーでもあり、雑貨屋さんでもあり・・・のような感じです。
そして建物の雰囲気も味わいながら。
なんと先ほど行ってきた折り紙の自動販売機の折り紙を折っている方の和紙の作品がたくさん売っていました。
結構長居させてもらったのですが、まだまだゆっくり見てみたいものがあったものの、電車の時間がもうすぐだったので(電車の本数が少ない)、おいとまいたしました。
こうして、突然の予定が増えた旅、とても楽しい内子の旅が終了しました。
また、新しく行きたいなと思う地域が増えたりして⭐︎そこは次回!
今回は旅先で出会うご縁に改めて感謝する旅となったのでした。